仏壇店選びで大切な3つのこと

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「お仏壇なんて、どこで買っても同じ・・・」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

お仏壇を家には置かないという家庭も増えているなかで、仏壇店のチラシには「半額セール」「高品質」などのキャチコピーが踊っています。しかし、なかなか、一般の人が、品質と価格が適正なものか判断するのは難しいことです。

同じように見える仏壇でも、実際の品質には大きな差があります。長年使うことでその差ははっきりとでてきます。「木の材質」「漆の質」など目に見える部分だけでなく「宗派にのっとった正しい飾り」「購入後の保証」など見えない部分も仏壇選びでは重要なポイントとなってきます。

末永くお祀りするものだからこそ、違いをきちんと分かりやすく説明してくれる仏壇店を選ぶことが大切です。

1)家具調仏壇(現代仏壇)という選択肢を知っておく

一昔前までは、お仏壇といえば、伝統的な塗りの仏壇か、唐木仏壇でした。近年、洋風なリビングには仏壇が置きづらい、おしゃれな仏壇を選びたい・・・そんな声に応えるかのように、「家具調仏壇(現代仏壇)」という新しいタイプのお仏壇が見られるようになっています。

家具調仏壇(現代仏壇)は、扉がガラスになっていたり、椅子がセットになっていたりと、現代の住環境に合わせたお仏壇もあります。家具調仏壇を取り扱う仏壇店も増えていますので、実際に見比べて、ご自身の価値観に合うものを検討することがよいでしょう。


現代仏壇の店舗の例(協力:ギャラリーメモリア本町店)


2)仏壇店の掃除は行き届いているか

実際に仏壇店を訪れた時に、店の雰囲気やスタッフの対応と共に、掃除がきちんと行き届いているかを確認することも大切です。

きちんとした店舗では、店の掃除だけでなく、展示してあるお仏壇も毎日掃除をしているものです。お仏壇にホコリが・・・ということは、あまり管理が行き届いていないということもいえます。

3)インターネットでのお仏壇購入はデメリットを分かった上で

最近は、インターネットの通信販売で、お仏壇を購入することもできるようになっています。費用が比較的安い、店舗を訪問することなく購入できるというメリットもある一方、品質面の判断や購入決定までの人の対応が見えにくいなどのデメリットがあります。

お仏壇を購入する時は、仏壇本体だけでなく、本尊仏具も一緒に揃える必要があります。その時に、宗派の飾りを丁寧に説明してくれたり、飾りの意味を解説してくれることで、仏壇に思い入れを持ち、供養に対する考え方を深めるきっかけになるかもしれません。

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