葱華輦

  • 読み:そうかれん
  • 別名:

葱華輦の意味(葱華輦とは)

葱華輦とは、天皇が神事や臨時の行幸の際に使う輿です。

屋根の上にネギの苞の形の飾りがついていることから、この名前があります。

輦は天皇陛下の乗り物の意味で、鳳輦と、葱華輦のふたつがあります。屋根の上に鳳凰がついているものが鳳輦です。

なぜ葱を屋根につけたのかには、諸説ありますが、葱の生命力の強さから、魔除けの意味を考慮したという説があります。

葱は「き」や「なぎ」と呼ばれていて、清少納言の枕草子にも、ねぎの花の記述が出てきます。

葱華輦の実際

葱華輦が注目されたのは、昭和天皇の大喪の礼の時に、昭和天皇の霊柩を乗せた轜車を中心にした葬列を組み、新宿御苑の葬場に移動し、到着後に轜車から霊柩を葱華輦に遷して、古式の装束を身に着けた輿丁が担いで、徒歩列で葬場殿に入りました。

葬送では、八瀬童子が葱華輦を担ぐ習慣を復活したのですが、輿丁は、皇宮護衛官が行いました。その時の様子はテレビなどを通じて報道されたため、葱華輦を初めて目にした方も多いことでしょう。

関連する用語:大喪の礼 国葬 参列 轜車 武蔵野陵 崩御

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