納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
東京都文京区本郷と言えば、あの有名な東大の赤門を連想する方が多いのではないでしょうか。平日にも関わらず、願掛けをする学生や外国人観光客で賑わっていました。
また、5千円札にも描かれる明治の女流作家、樋口一葉は文京区本郷にまつわる作品を多数残しています。
赤門の目の前には、一葉のゆかりの地のひとつでもある法眞寺があります。その法眞寺の敷地内にある「本郷赤門前霊園」に今回は行ってきました。
霊園の最寄駅は東京メトロ南北線の「東大前」駅です。改札を出て左の1番出口から地上にあがります。
外に出ると目の前の通りは本郷通り。今の時期は緑が生い茂っていますが、いちょう並木なので秋はまたちがった風景が広がります。
出口を左に曲がり、東大のキャンパス沿いをまっすぐ進みます。
5分ほど歩くと、東京大学の正門に到着。霊園まではあと少しです。
駅から歩くこと約8分。ついに東大赤門が視界に入ってきました。初めて見る赤門に興奮しながら、写真撮影。
赤門を背にして横断歩道を渡ると、「本郷赤門前霊園」の看板が。この先に霊園があります。
赤レンガの何やらモダンな造りの建物。手前の街灯もこの建物とマッチしている・・・
小洒落た案内板を発見。なんとこのお洒落な建物の正体は管理事務所でした。朝の9時から夕方の6時までのようです。
傘の貸出しをしていました。これから梅雨の時期ですが、突然の雨でも安心ですね。
「霊園管理事務所」と書かれたドアの先には、
POPなBGMが流れる中、受付の女性が出迎えてくれました。
白を基調とした明るく洗練された印象の管理事務所。綺麗に保たれているのもスタッフの皆さんのおかげです。
高齢の方や足の不自由な方のための車椅子。持参できない方には助かります。
小さなお子様用の椅子や、絵本やぬりえ。お子さんが絵本に夢中になっている隙に、ゆっくりお墓の相談が出来そうです。
管理事務所内に折り紙で作られた紫陽花が各テーブルに咲いています。女性スタッフのお手製だそうです。ここまで立派なものは作れませんが、幼い頃祖母とよく折り紙をしたことを思い出しました。
こちらにはチューリップ。カメラを床に向けると、床がつやつやしていることに気づきます。そういえば歩くたびに渋い音を立てて軋むなぁ。
「この床は柿の木が使われており、法眞寺ご住職の案で大正時代の小学校の廊下の床を再現しているんですよ」と教えてくれたのは、今回の案内人、岩崎石材(いわさきせきざい)の齋藤さん。
法眞寺ご住職のこだわり”大正ロマン”や”懐かしさ”がたっぷり詰まった霊園には、見学やお参りに来られた方の心をくすぐるようなアイディアが沢山ありました。
階段で2階へ上がると、
50名ほど入れる法要室があります。ここで法要、お食事をとることができます。
部屋のあちらこちらに大正浪漫を代表する画家「竹久夢二」の絵が飾られています。
竹久夢二は沢山の女性に恋をしたそうです。数多くの恋愛を通して人と人との繋がりには愛情が大切だいうことに気づき、それが夢二の絵にも反映されていると言われています。
管理事務所を出て霊園へ向かう途中・・・ポスト!?
これも”大正ロマン”の雰囲気を出すためのオブジェだそう。ところどころに遊び心が散りばめられています。
駅から近く利便性のよい霊園ですが、駐車スペースも7台ほど完備されています。
ガーデニングのお花たちが迎えてくれました。
園内の通路もレンガが敷き詰められています。最近の霊園らしく段差のないバリアフリーで広さも十分にあります。
一番小さい区画、0.45平米。納骨できるお骨は3,4体です。
カロート(お骨を納骨するところ)の下は砂利になっており、ここにお骨を還すことも出来ます。
0.6平米、納骨できるお骨は6体です。
一番大きい区画は0.75平米です。納骨できるお骨は8体です。
お花立てのところにバラ、紅葉、蓮などの絵柄が彫られていました。
私の実家のお墓には家紋が彫ってあるので新鮮でした。
また、最近ではお墓に彫る文字も昔ながらの「○○家」ではなく、「愛」や「永遠」なども見られるようになりました。
「決まりはないけど、何でもいいわけではないのです。なぜその文字を刻むかをしっかり考えてほしいですね、遊びではないので。
お墓はただのモノではないのです。故人の生きた証であり、そこにいる印なのです」と齋藤さん。
嬉しいことがあったら共有したい、悲しいことがあったら聞いて欲しい、普段私たちが身近な人にしているように、お墓も心の拠り所のような存在なのかもしれません。
霊園入口にある水場です。蛇口も小洒落ています。
手桶雑巾、花立てを掃除するタワシや花切りばさみ。掃除道具一式があります。
ガスコンロはお線香に火を付けるときに利用するもの。ライターや着火マンだと風が強いときに苦戦しますが、こちらは風よけもあって心強いです。
霊園を見渡すと枯れているお花。少し前にお参りに来られたんだろうな、次はいつお参りに来るのかな?そんなことを思っていると、「本当は毎日会いに来てほしいんです」と齋藤さん。
「雨が降ればお墓は濡れるし、日が照れば花は枯れます。それにお墓は故人様とご家族のプライベートスペースなので、我々が踏み入ることは出来るだけしたくないのです」
「お墓は自然と付き合うこと」と繰り返し教えてくれた齋藤さん。
齋藤さんと話して、お墓を買う、ということが「お骨の眠る場所を探すこと」ではなく、「大切な人に会いに行く場所を探すこと」なのかな、と思いました。
昔懐かしいやわらかな雰囲気を残した新しい霊園、「本郷赤門前霊園」。お墓とは何か?見つめ直す機会をくれる霊園です。
2014/5/22
本郷赤門前霊園の基本情報
区分:民営霊園
住所:東京都文京区本郷5-27-11
アクセス:東京メトロ南北線「東大前」駅または都営大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩約10分
宗教:一切不問
お墓参り:お花はご持参ください
「本郷赤門前霊園」の見学予約・資料請求に関して
「岩崎石材 本郷赤門前霊園紹介ページ」でご確認ください。
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