納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
超高齢化社会の現代では、定年世代の50代60代は「人生半ば」といっても過言ではありません。まだまだ長い人生が続きますが、将来のことを思い描いた時、家族や周囲に迷惑をかけたくないと考えている方も多いことでしょう。
そこで、60代70代を親に持つ娘世代のエンパーク編集部員が「親が60歳を超えたらやっておいてほしいこと」を熟考シリーズ第3弾は「病気になった時の話をしておきたい」です。「娘から親へのお願い」のリアルな声として参考にしてみてください。
年齢を重ねると、突然の病で倒れて緊急手術が必要になったり、元気なつもりでも健康診断に引っかかって急遽入院することになったり…など、昨日までの生活が急変してしまうという可能性が高くなります。
離れて暮らす娘・息子たちが、そのような突然の知らせを受けると、おそらく大慌て・大混乱になると思います。
ただでさえ入院や手術には手続きや準備がたくさんあります。それ以外にも早急に決めなければならないことが山のようにあるのです。あなた自身が意思表示をテキパキ伝えられる状態であれば良いのですが、そうでない場合も考えられますよね。
元気なうちに「もしも病気になったら」「もしも入院したら」ということを一緒に考えておくと、お互いの安心にも繋がると思います。ちょっとしたことですが大切なことです。
意識がない場合、自分自身の希望は伝えられません。もちろん、病院での治療方針は医師の指示を聞いて治療に専念することが望ましいですし、一般的には医師や病院の方針を聞いて家族が承認して進めることが多いと思います。
その中で、危険な手術の場合、何度も同じ治療を経た再手術の場合、高齢の場合など、年を重ねるごとにさまざまな事情が発生することでしょう。そのような事例において本人確認ができない場合、医師に選択を問われた家族は心から悩んでしまいます。それが辛い決断であれば、なおさら悩み苦しむでしょう。
ですから「例えばこんな場合はどうしたい」という簡単な意思表示を話し合っておくといいかもしれません。親からこどもたちに「こうしてほしい」「これだけはしないでね」という気持ちを伝えておくこともオススメです。
それぞれの病状、生活状況、希望でも違うと思いますが、入院になった際のことも配偶者やこどもたち、または大切な人と話し合っておくと良いでしょう。例えば、どこの病院に入院したいのか、懇意にしているドクターはいるのか。また、入院は個室と大部屋どちらが希望か、家族以外には誰に連絡したら良いか…など。
小さなことかもしれませんが、事情を知らずに家族が勝手に決めてしまい、のちのちトラブルになる場合もあるそう。せめて、かかりつけの病院、その系列の総合病院、担当ドクターのことは聞いておきたいですね。
両親が入っている任意の医療保険や健康保険を、全て把握している子どもは少ないのではないでしょうか。もしかしたら加入者ご自身も「実はよく理解していない」「どんな保証があるのかイマイチわかっていない」ということはありませんか?
若い頃から入っている終身保険や健康保険や、なんとなく安心感だけで保険料を払っている…という場合は、ぜひこの機会に見直しもオススメします。その際には、家族と相談しながら進めていただきたいのです。
実際、入院や手術の給付金請求の手続きは、家族が行うことが大半です。当事者が高齢の場合は、必然的に子どもたちが手続きすることが多くなります。その時、親が何の保険にはいっているか知らなければ、給付金を請求することも難しいのです。
給付金は請求しなければ受け取れません。「あなたは入院しましたね?給付金請求してください」とわざわざ連絡をくれる保険会社もありません。しかも給付金の請求には時効があるそう。せっかくの保険金を受け取れなかった、加入すら知らなかった…という残念なことにならないよう気をつけましょう。
親や大切な人が余命宣告を受けたら、自分が余命宣告を受けたら…心穏やかに過ごすことができる人は少ないと思います。それだけに多少でも当人の希望を聞いておくと、それが心の拠り所になるかもしれません。
普段の生活ではあまり話題になりにくいと思いますので、何かのきっかけが必要かもしれません。かといって、あらたまって重々しく話すことも違いますよね。「余命宣告について話そう」と固く考えるのではなく、自然な会話の中でさりげなく触れることが出たら良いですね。
あなた自身が余命宣告を受ける立場になった時、それを知りたいですか? それとも知りたくないですか?
その時の年齢、環境、シチュエーションなどで全く異なると思いますが、まずは冷静な気持ちで考えてみてください。大いに迷うと思いますが、ご家族や友人たちのことを思いながら「自分はどうしたいのだろう」と考えてみましょう。その答えにたどり着いた理由も心に留めておきたいですね。
それはご自身だけでなく、ご家族にとても大切なことです。万が一の場合、その希望や言葉が双方の大きな心の支えになってくれることでしょう。
また、「自分が余命宣告を受けた場合」をじっくり考えることで、今の自分自身を見つめなおすことができ、以後の人生へのモチベーションも変わるかもしれません。
延命治療とは、回復の見込みがなかったり余命わずかの患者さんの生命を、人工呼吸器や水分・栄養補給などによって維持し、死期を遅らせる措置を指します。
延命治療が必要になった場合、医師から様々な提案があると思います。そのまま人工呼吸器などを利用してできる限りの治療を施すのか、痛みや苦しみを緩和するターミナルケアやホスピスを選択するのか、医師の許可を得て自宅へ戻って余生を過ごすのか…。
ご自身の意思表示がままならなくなった場合、ご家族がその決断をすることになります。大切な家族には一日でも長く生きて欲しいと思うことはごく当たり前のことですから、すぐに選択することは難しいでしょう。
そんな時、延命治療についての希望や思いを聞いていると、家族はどんなにか救われることかと思います。
今はまだ考えられない、実際にその状況になってみないとわからない…という方もおられることでしょう。しかし「人生最後はどうしたいか」という希望を家族に伝えているのとそうでないのでは、大きな差が生まれます。
病気になった時の話なんて、できればしたくないでしょう。しかし、万が一の時に支えてくれる大切な家族の「気持ちの負担」を軽くしてあげられるのであれば、少し前向きになれると思います。
例えば、通院しながら住み慣れた我が家で過ごしたい、生まれ育った故郷に帰って自然に囲まれてゆっくりしたい。または、大病院でできる限りの最先端治療を受け続けたい、設備の整ったホスピスで同じ思いを持つ人たちと過ごしたい…など、どんな場所で、どんな風に、誰と…という希望があれば、家族に伝えてみてください。
想像しにくい場合には、家族以外に会いたい人を考えてみたり、行きたい場所などを一緒に話してみるのもいいでしょう。そうすることで、自分の中の意外な思いに気づくことができると思います。
自分の希望、それを支える家族や周囲の思いが一致するだけで、心穏やかな時間を過ごせるはず。自分のため、家族のためにも、ぜひ機会をつくって話してみてください。
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家族のこと
ライター・ディレクター
解体に関する記事の監修者
ライター・レポーター
実務家ファイナンシャルプランナー
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地味に忙しい幸運体質の編集人
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家の建築・リノベーションの専門家