定年後も人の役に立ちたい、60代・70代が活躍中のお弁当をお届けする仕事

60代・70代の過ごし方は、仕事・趣味・地域活動・ボランティアなど、さまざまな選択肢があります。

「定年を迎えた後も働き続けたい」、「60代・70代だからこそ誰かの役に立つ仕事がしたい」、「定年後もやりがいのある仕事をしたい」という思いを持っている方におすすめしたいのが、定年世代が活躍している《お弁当をお届けする》お仕事。

仕事内容や働き方、お仕事のやりがいについて「ワタミの宅食」を例に説明します。（情報協力：ワタミ株式会社）

お弁当をお届けする仕事とは？

「ワタミの宅食」のまごころスタッフは、地域のお客さまのご自宅に健康に配慮した日替わりのお弁当をお届けし、販売しています。

主なお仕事内容

・お弁当の積み込み作業
・車などでお客さまのもとへ訪問し、お弁当をお届けする

定年世代の方や少し上の世代のお客さまが多いため、60代・70代のスタッフの場合は親しみやすく、お届け時のお話しも会話が広がることもしばしばあります。

勤務場所

お客さまの自宅にお弁当をお届けする仕事ですから、お届けエリアもさまざま。自分の住み慣れた地元を選択すれば、遠出に抵抗がある方も無理なく働けます。また、自分の住んでいる場所でお届けすることで、今まで知らなかった地元の魅力を発見するきっかけになるかもしれません。

60代・70代の働き方、定年後はどんな働き方を選ぶ？

企業によって契約形態はさまざまですが、「ワタミの宅食」の場合は時間給ではなく、出来高制の業務委託契約です。

業務委託契約であれば時間の使い方は自由なので、午前中にお届けを終えて午後は別のお仕事をしたり、途中で少し自分の用事を済ませたり、お届け後に直帰したり、ということができます。

パート・アルバイトに比べて自由度が高く、自分のペースでお仕事ができるのが特徴です。定年退職後は「趣味の時間以外で少し働きたい」、「Wワークしたい」という方には働きやすい環境ですね。

このように正社員やパート・アルバイト以外の「働き方」もあるので、60代・70代の今の自分に合った働き方でお仕事を探してみると、これまで出会ったことがない仕事が見つかるかもしれません。

必要なスキルとは？60代・70代だから活躍できること

「ワタミの宅食」のまごころスタッフは次の3つのスキルをもっている方には特におすすめです。

• 人と話すことが好き
• 普通自動車免許を持ち、お届けエリアを車でまわれること
• お客さまとの信頼関係を築く能力

お客さまにはさまざまな事情を抱えている方がいます。買い物をすることが難しい方、お一人暮らしなどでお困りの方へお弁当をお届けすることが多いので、お客さまに寄り添ったコミュニケーションが必要です。お届けでのお話しを日々の楽しみの一つにしてくれるお客さまも。

人生経験豊富な60代・70代だからこそ培ってきたコミュニケーションスキルを発揮できるでしょう。

60代・70代の「ワタミの宅食」のやりがい

「ワタミの宅食」のまごころスタッフは、「会話を楽しみにしている一人暮らしのおばあちゃん」などの自分がお届けするお弁当を待ってくれている人がいることで、やりがいや自分が必要とされていることを実感することも。自宅にお届けし、お客さまに直接お届けし、お客さまとの関係を築いたり、感謝の言葉をいただいたりすることが、生きがいにつながることもあるでしょう。

60代、定年世代のお仕事探しのポイント

今回はお弁当をお届けするお仕事を紹介しましたが、定年後の仕事選びで「人とお話しすることが好き」「自由度が高く、自分のペースでお仕事したい」「住んでいる地域で働きたい」など、自分の「大事にしたいこと」「やりがいを感じること」を考えてみましょう。

60年で培った経験をどのように活かしたいか？を考えることで、きっと新しい自分の生きがいに出会えることでしょう。「ワタミの宅食」の募集要項や定年世代のお仕事情報はエンパークの姉妹サイト「定年世代のはたらくプラス」でも紹介しています。

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