葬祭ディレクターの資格がある人を選んだほうがいいの?

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葬祭ディレクターとは、厚生労働省が認定する資格で、葬送業者の唯一の資格試験とも言われています。

葬祭ディレクターには1級と2級があり、1級の資格取得のほうが難しいです。

葬祭ディレクターのいる葬儀社を探す

葬祭ディレクター1級の資格を持っている人がいる葬儀社を選択すること自体は、それほど難しくはないでしょう。

ホームページなどに明記をしている葬儀社もありますし、気になるならば、電話などで確認することもできます。

問題は、もしものときに慌てている場面で、お願いする葬儀社に葬祭ディレクターがいるのか?いるとして資格を持った人が担当してくれるのか?どうかを確認する心の余裕があるかどうかといった点かもしれません。

事前に相談しておくと万が一のときに上記のような不安も軽減できるでしょう。

葬祭ディレクターの試験とは?
葬祭ディレクター1級の試験内容は、学科試験に実技試験をプラスしたものです。知識、技術の両面がテストされるので、プロとしての技術と意識の高い人でなければ合格は難しいでしょう。合格率は50パーセント前後だといいます。

葬祭ディレクターとよい葬儀は比例する?

葬祭ディレクターを持った人が必ずしもよい葬儀をする、とは一概には言えないでしょう。

有資格者であれば、その担当者が完璧に葬儀を仕切ってくれるのか?資格を持っている、それだけを判断基準にすることは危険かもしれません。

資格はなくても経験が豊富で、申し分のないレベルで葬送できる担当者もいれば、経験は多くなくとも家族の気持ちにしっかり寄り添ったあたたかい対応をしてくれる担当者もいるでしょう。

気をつけること

資格を保持していたとしても、家族の気持ちに寄り添う対応力が低い担当者の可能性もあります。

「葬祭ディレクター」という資格試験を通過した担当者として、葬儀における実力は持っているでしょうが、全ての家族にマッチングするわけではありません。

家族の気持ちや故人の気持ちを汲み取る力がなければ、資格があっても家族が納得できる葬儀にはならないでしょう。あくまでも「資格」です。 自分の目で「担当者の人柄」を確認することが大切なポイントです。

有資格者が在籍していることは好ましいものの、葬祭ディレクター1級のスタッフがいれば、その葬送業者が素晴らしい、自分の希望通りの葬儀ができるというわけでもないということは、心に留めておきましょう。

葬儀社の選び方をもっと知りたいあなたへ
特集 はじめてのお葬式より

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