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お通夜では線香の火を絶やしてはいけないの?

地域によっては、一晩中ろうそくと線香を絶やさないように「線香の番」をすることがありますが、どうしてこのような慣習があるのでしょうか。

ろうそくと線香の意味とは

線香の香りは、会場の隅々まで香りが行き渡り、お通夜の場所と自分の身を清めるといわれています。

通夜の語源にもなっている夜通しの供養で、朝までろうそくと線香を絶やさないようにして、故人を弔うという習慣は、地方や宗派によって異なります。

どうして一晩中ろうそくと線香を絶やさない風習があるのでしょうか。これには諸説あります。

故人が寂しく思わないように側にいるためであったり、誰も連れていかないようにろうそくの火や線香が魔除けとして使われていたり、浄土へ行くまでの道を照らすためという説などがあります。

今のような衛生基準がないころは、死臭で獣が集まるのを、火を使って追い払う必要があったり、香で死臭を消す必要もあったのではないかでしょうか。

線香Photo:WikimediaCommons

線香の番の難しさとは

現在では、通夜の晩に線香を絶やさないと言っても、火災の危険があったり、会場によっては、遺族が寝ずに番をするために、宿泊することもできなかったりと、現実的ではない場合も多くあります。

都心では自宅で通夜を行うことも減って、一晩中寝ずに線香を絶やさないでいることは、難しくなっています。

最近では線香を絶やさないようにしたい場合に、8時間から12時間くらい燃焼する渦巻き型の線香を使うことも多いようです。

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