位牌のサイズ選びのポイントとは

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本位牌は四十九日・49日の法要で必要なものですから、四十九日法要の約2週間前には仏壇店に足を運び購入しておくと安心です。

即日持ち帰れるわけではなく、位牌戒名を刻む日数が1週間から2週間程度必要になりますので、余裕を持って準備しておきたいものです。

位牌を選ぶ際に、様々なサイズがあり、どのサイズがいいのか悩むことがあります。位牌の大きさを考える際のポイントを確認しましょう。

位牌のサイズ選びの3つのポイント

位牌の大きさは仏壇の大きさに合わせる

大きすぎたり小さすぎると不格好になりますので、一般的にお仏壇の上から二段目の左右に置けるかどうか確認しましょう。

位牌のサイズの単位は「寸」が一般的

位牌のサイズを確認する際に気をつけたいことが、サイズ表記です。位牌では「寸」を用いるのが一般的で、1寸は3.03cmです。

寸で表しているのは、位牌の札の高さ(札丈)で、位牌の上から下までの高さ(総丈)を示したものではありません。

また、「号」で表記する場合もありますが、号とは札の高さを示したもので、例えば5号は、札寸法が5寸(約15cm)の位牌のことです。

4寸から4.5寸くらいを選ぶ方が多い

4寸の位牌は、札が4寸×3.03㎝=約12cmの位牌です。これに台座部分の高さが加わります。

気をつけること

実際に仏壇に置くときには、札の部分だけでなく台座という部分やそのほかには、装飾部分もすべて含めた高さ・横幅・奥行きをふまえて検討する必要があります。

札の大きさは同じくらいでも、台座のデザインによっては大きさが微妙に異なります。

下記は、サイズの大まかな表です。~上置仏壇の場合~
仏壇のサイズ 位牌の号数 位牌の総高さ
14~16号
(42~48cm)
3号~3.5号 15~18cm
18号
(54cm~)
3.5号~4号 18~20cm
20~23号
(54~60cm)
4号 20cm
25号
(75cm)
4号~4.5号 20~21cm
28号
(84cm)
4.5号~5.5号 21~23.5cm


3.5~4号の位牌の例

まとめ

大きければ大きいほどよい、というわけではありません。仏壇に合っていて、素材やデザインが家族や故人の気に入ったものが一番適しています。

位牌を購入しにいく前には、仏壇内の大きさを測っておくこと。そして、白木位牌僧侶からいただいら用紙にある戒名の文字を携帯の写真にとったり、文字を絶対に間違わないように書き写すなどしてからお店に足を運ぶといいでしょう。

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