第9回 エンディングノートの筆が止まったら

記事を保存しました

エンディングノートが便利なものだと知って、さぁ、書こう!と書き進めたとします。最初は買った勢いも手伝って、いろいろと考えながら書いていきますが、答えづらい項目や分かりづらい項目もあったりして、途中で筆が止まってしまった。

それから開くこともおっくうになって・・・いつのまにか、本棚の片隅にしまわれてしまったまま・・・そんな方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、エンディングノートの筆が止まった場合の秘策をお伝えします。

エンディングノートの筆が止まる原因

エンディングノートを途中で書くことがおっくうになってしまう原因は何が考えられるでしょうか?

・まだ自分には早いと思い、またいつか書こうと思う心

・エンディング関係は不慣れな項目も多く、自分の考えを書くための知識や経験があまりないために書きたくても書くことができない

・エンディングノートを買ったことで準備を始めたと、どこか安心してしまった錯覚

などが考えられます。

せっかく手に入れた貴重なエンディングノートを書かないことはもったないことですが、実際に、エンディングノートを手に入れて綺麗な状態のまま置いているという人は少なくないのです。

秘策を公開します

おまたせしました。もし、エンディングノートの筆が止まってしまったがもう一度チャレンジしてみたい、という方にオススメの方法を公開します。

エンディングノートのセミナーや講座に参加してみる

です。

近年、エンディングノートへの関心が高まるに連れて、エンディングノートの書き方に関するセミナーが、少なからず見られるようになっています。

自分で調べてもなかなか分かりづらいことでも、その道の専門家から話を聞くことで、理解が進むことが多くあります。書く時のポイントを教えてくれたり、書くための知識や資料が手に入るかもしれません。無料で開催されているセミナーもありますので、参加してみることも方法です。

エンディングノートの書き方セミナーに参加する時の注意点

エンディングノートの書き方のセミナーは便利なものですが、注意することがあります。そのセミナーを運営している運営元はどこであるか?ということです。エンディングノートのセミナーを開催している主な運営団体としては、

・銀行、証券会社など金融機関
・司法書士などの相続関係の士業
葬儀会社
・石材店や仏壇
介護に関する団体
・エンディングに取り組む市民団体
・公民館など公的機関の市民講座

などです。

なんともいろいろな分野で多岐に渡りますね。お気づきの方も多いと思いますが、エンディングノートに含まれる項目に関わる団体がそれぞれに、開催をしている現状があります。

例えば、金融機関系のセミナーなら、どうしても財産分与や遺産相続の話が中心になるでしょう。葬儀社が主催するものは、葬儀の事前準備という話が多くなることも予想されます。

なかには、中立的な立場からトータル的な話をしてくれるセミナーもありますが、それぞれの得意分野の話をじっくり聞くくらいの気持ちで参加することがよいかもしれません。

また、可能ならば1つのセミナーだけに参加して納得するのではなく、複数のセミナーを体験して比較することによって、自分なりのエンディングノートに対する考えを持つことができれば、一度止まった筆も、すらすらと走りだすことでしょう。

セミナー情報(全国)
エンディングノートや終活に関するセミナーを毎週更新中!

セミナー講師をお探しの方はこちら
 経験豊富なセミナー講師を紹介

関連する記事

タグ一覧

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

カテゴリ別ランキングRanking

終活・エンディングのこと

もっと見る