定年退職の上司へ贈るプレゼントの選び方と渡すタイミング

記事を保存しました

定年退職を迎える上司に対しては、これまでお世話になったたくさんの感謝や労いの気持ちがありますよね。

感謝と労いの気持ちを、言葉だけでなく、お祝いのプレゼントを贈って伝えたいという方も多いでしょう。

プレゼントの選び方のポイントや渡すタイミングをご紹介します。

定年退職でもらってうれしかったものは?

目上の上司へのプレゼントは何が喜ばれるのか、なかなか決められない方も多いでしょう。実際に定年退職のプレゼントをもらった方の声を見ていきましょう。

KDDIグループの電報サービス「でんぽっぽ」では、65歳以上の男性を対象に、定年退職のお祝いについてアンケートを行っています。

「もらったプレゼントの中で、最も嬉しかったものを1つだけ選択してください」という問いがあり、回答は以下の通りです。(参照 :KDDI電報サービス「でんぽっぽ」

  • 花:24.4%
  • 旅行券やカタログギフト:18.7%
  • 食事会や体験:18.7%
  • 品物:15.4%
  • 手紙や寄せ書き:11.4%
  • 食品やアルコール:5.7%
  • 食事券等:2.4%

感謝の気持ちが伝わりやすい定番の「花」や「手紙」「寄せ書き」などが喜ばれています。贈る上司の好みを踏まえつつ、プレゼント選びの参考にするとよいでしょう。


定年退職の上司へ贈るプレゼント選びのポイント

定年退職する上司へのプレゼントの選び方をご紹介していきます。

上司それぞれの好みや定年退職後の過ごし方に合わせてプレゼントを選ぶと、感謝の気持ちがグッと伝わりやすくなりますよ!

《ポイント①》 退職後の過ごし方をリサーチして役立つプレゼントを選ぶ

定年退職後の過ごし方を上司にリサーチしてみましょう。

退職後の過ごし方に合ったプレゼントは、生活仕事に役立ち、趣味を楽しむきっかけにもなります。再就職する上司にはネクタイや手帳などのビジネスアイテムもおすすめです。

ゆっくり過ごす上司には、普段遣いできるファッション小物などが喜ばれるでしょう。

《ポイント②》 上司の趣味に合ったプレゼントを選ぶ

趣味を楽しんでいる上司には、趣味に合ったプレゼントを贈りましょう。

ゴルフや釣りなどの趣味で使えるアイテムがおすすめです。趣味以外にも、お酒好きやグルメな上司には、普段味わえないお酒やグルメなども、もらってうれしいプレゼントになるでしょう。

《ポイント③》 気を遣わせない金額のプレゼントを贈ろう

いくらくらいのプレゼントを贈るかも悩みどころですね。

金額の相場は、部署単位で10,000円位、個人で5,000円位が一般的と言われています。また、これまで定年退職をされた方へのプレゼントを参考にすることも大切です。

高級な品物を贈ると、逆に気を遣わせてしまうかもしれません。相場や社風に合ったプレゼントを心がけましょう。

定年退職をする上司のプレゼントでNGなのは?

上司に贈るプレゼントにNGな品物もあります。また、食べ物や嗜好品などは好みが大きく分かれますので、事前のリサーチが大切です。

せっかくのプレゼントもマナーが守られていないと、感謝の気持ちがうまく伝わらないかもしれません。

とくに古風な上司には避けたいプレゼントとして、生活に困っている人にあげるものと言われている「肌着」や「スリッパ」などの身に付けるものや「現金」。その他、“手切れ”を連想させると言われる「ハンカチ」、お悔やみや香典返しで使われる「茶葉」などが挙げられます。

しかし、贈る相手の希望であれば全く問題はありません。
緑茶が大好きだった上司に、その思いを一言添えて希少な緑茶を贈るなど、喜ばれるならば気にすることはないでしょう。

定年祝のプレゼントを渡すタイミングはいつがいいの?

定年退職当日に渡すことが一般的だと思いますが、実際、当日は手続きや荷物の整理、部署の挨拶回りなどで忙しく、しっかりと感謝を伝えられなかったと話す方も多くいらっしゃいます。

その点を考慮し、定年退職の数日前に渡すのもおすすめです。
退職当日よりも忙しくなく、あと数日という気持ちの時に、しっかりと時間をとってプレゼントを渡してもらえると、会話も弾んで嬉しいものです。

送別会がある場合は、そのタイミングで渡すのがいいでしょう。

しかし、時期を間違えて早すぎてしまうと「早く辞めてほしい」という風に勘違いされる可能性もあります。こちらも金額同様に、会社の慣習にあわせつつ、タイミングを見誤らないよう気をつけましょう。

関連する記事

タグ一覧

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

カテゴリ別ランキングRanking

定年退職のこと

もっと見る

あなたにおすすめ記事Recommend