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年末年始の休暇をつかってお墓参りに行こうかな、と思う方もいるでしょう。
お正月のお墓参りで気になることについて確認しましょう。
「正月」という言葉は、中国から入ってきた言葉です。「正」には「初め」「改まる」の意味があり、新年を迎えた「初めの月」を表しています。
そもそも日本でのお正月とは、農耕民族だった日本人が「新しい年の初めに先祖の霊を“年神様”として迎えて、前年の豊作を感謝し、新しい年の豊穣を願う」という文化でした。
いにしえの日本人は、『先祖の霊は「正月・盆・春の彼岸・秋の彼岸」の年4回、子孫の元に戻り繁栄を見守ってくれる』と信じていたようです。
また、その霊たちは年神様とされていました。
「年神様」とは、その年の作物が実り豊かなように、家族みんなが元気で暮らせるように願ってくれる神様です。
お正月の準備は手間暇かかりますが、丁重に霊を迎えるためだったという説もあります。
正月の意味合いをふまえるとお墓参りは行ったほうがいいということになりますね。
閉門時間が決まっているときは、何時まで開いているのか確認したほうがよいでしょう。夕方に行って「閉まっていた」ということも中にはあります。
地域や家族によっては、年末にお墓の掃除をして、お花を供えて新年を迎えるところもあります。
お墓参りのタイミングに決まりはありませんが、年末には一年が無事に終わることへの感謝、年始には新しい年の挨拶ができるといいですね。
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