「お墓」の検索結果

お墓の用語

五輪塔

五輪塔は、平安中期から使われた墓石、供養塔です。石でできていて、5つの輪が重なった形を持つのが特徴です。五大を象徴しているといわれていて、下から地・水・火・風・空と、古代インドにおける宇宙の構成要因を表しているといいます。それぞれ方形・円形・三角形・半月形・宝珠形の石材を順に積み上げてつくります。宝珠形(空)半月形(風)三角形(火)...続きを読む

初盆

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を初盆といいます。地域によっては、新盆と呼ぶ場合も多いですね。お盆の供養は毎年行われますが、初盆は故人が亡くなってはじめての里帰りとなりますから、盆棚と呼ばれる祭壇や盆棚(精霊棚)を設けて盆提灯などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的です。(地域や宗派によって飾り付けなど違いがあります...続きを読む

新盆

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆を新盆(初盆)といいます。地域によって、新盆(にいぼん)、初盆(はつぼん、ういぼん)と呼び方が異なります。お盆の供養は毎年行われますが、初盆は故人が亡くなってはじめての里帰りとなりますから、盆棚と呼ばれる祭壇や盆棚(精霊棚)を設けて盆提灯などの華やかな飾り付けをして盛大に行われるのが一般的です。初...続きを読む

迎え火

迎え火は、お盆に先祖の霊を迎え入れる時、外で焚く野火のことです。一般的には13日の夕方に行いますが、1日から7日の間に行われる地域もあります。家の門や玄関で、素焼きの焙烙(ほうろく)と呼ばれる皿に、おがらという皮をはいだ麻の茎の部分を折って重ね、火をつけます。おがらは、麻から皮の部分を剥いだあとに残った芯の部分のことです。麻は清浄な...続きを読む

G603

G603とは、中国産の白御影石です。世界で最も安価な御影石と言われるように、安価なことで良く知られています。G603の名称は、産地を表した記号で、6が福建省を、03が福建省では6番目に製品化された石材であることを表すといいます。日本で使用されるようになって20年以上が経ち、定着している石材です。彫刻や建物の外装、内装にも使用されてい...続きを読む

供養塔

供養塔とは、死者や祖先の供養のために建てる石塔の事をいいます。また「供養のための会」を行ったという印の意味でも建てられることもあります。供養塔には五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)、多宝塔、無縫塔などといった様々な形があり、平安時代末期ごろからはじまったとされており、供養のために石で造られています。戦で命を失った者たちや、天災、...続きを読む

山西黒

山西黒とは、中国で代表的な黒色の御影石です。墓誌や外柵などにも多く用いられる黒御影石でリーズナブルな価格帯も特徴の1つです。建築材や内装にも使用される石材でもあります。中国の山西省で採掘される黒い色と小目の石です。磨きと塗装で光沢を出した石材は、価格に比較して高級感があり、広く用いられています。国産の黒御影石だけでなく、インドや南ア...続きを読む

桜石

桜石とは中国福建省が原産の石材です。女性に人気の高い淡いピンク系の色で、桜御影という別名があります。中国石材の中では古くから産出され、輸出されています。手ごろな価格で大型の石材が入手できることから、外柵や建材などに用いられてきましたが、公園墓地や洋型墓石に好んで使用されるようになってきました。芝生のグリーンにピンクの石肌が映えること...続きを読む

花立塔婆

花立塔婆とは、静岡県東部(富士市・富士宮市・沼津市)で用いられる塔婆のことです。静岡県東部の一部地域では、元々お墓参りの際に竹製の花立を檀家同士で名刺の代わりに置き合う慣習がありました。竹製の花立を置き、花をお供えし、檀家の皆さんでご先祖を供養していたようです。時代の変化によって、竹製の花立と生花を置いた後の対応が大変だったため、花...続きを読む

手元供養

手元供養とは、お骨を供養の対象として、自宅で供養することをいいます。納骨を行う代わりに自宅で一部を保管し、故人をしのぶ人が増えています。納骨は行っても、一部のお骨を分骨するなどして、手元に遺灰を残してお祀りする場合も見られます。最愛の家族の遺骨や髪の毛、遺灰などを身近に置くことで、毎日手を合わせたり、お参りしたりできることから、手元...続きを読む

角塔婆

角塔婆は、五輪塔の形がもとになっており、五輪塔を簡略化した供養に用いられる四角柱です。角塔婆を簡略化したものが、一般的にお墓に立てられる板塔婆といわれています。五輪塔も角塔婆も、世界の構成している五大物質を表し、上から、空・風・火・水・地の梵字が書かれ、その下に故人の戒名が書かれています。側面には大日如来を表わす梵字と、その下に建立...続きを読む

七本塔婆

七本塔婆とは、初七日から四十九日(七七日忌)までの期間に行う、七回の法要ごとに合計七本の塔婆のことです。そもそも仏教では、死後四十九日のあいだ、七日ごとに閻魔大王により生前の所業を裁かれ、 四十九日目に判決が言い渡されるといわれています。 この四十九日目の判決の日が「忌明け(満中陰)」とされており、この忌明け法要(満中陰法要)までは...続きを読む

カロート

カロートとは、お墓のお骨を納める納骨室のことをさします。お墓の地下の部分にあたります。一般的なお墓では、カロートの入り口は石の版などでふさがれていて、納骨する時にだけ、石の板を移動させて、骨壷を納めます。カロートという不思議な語感ですが、「かろうと」「からうど」という日本語が語源で、漢字では「唐櫃」と書くようです。続きを読む

遺骨

遺骨とは、亡くなった方の骨のことを指します。告別式を終えた遺体は、火葬場で荼毘に付されます。その際遺骨は、遺族によって骨壺へ納められます。これを骨揚げ、収骨とよびます。その後自宅や寺院に預けられた遺骨は、四十九日などを区切りとして墓地、納骨堂へと納骨されます。遺骨を2か所以上の場所に納骨する状態を、分骨と言います。分骨には、埋葬許可...続きを読む

菩提寺

菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。檀家である自分たちと菩提寺との関係は、宗教儀礼に関してはすべてその宗派の作法に則り、菩提寺の運営維持を支えるという関係になります。葬式や法事をお願いする寺院でもあります。菩提寺は、先祖の墓があり、位牌をおまつりしてあるところです。仏事でわからないことを相談に乗ってもらえる場所でもありま...続きを読む

無縁塔

無縁塔とは、供養してくれる親戚縁者のいなくなったお墓を、塔として一か所に集めてお参りができるようにしたものです。墓地の管理者は、無縁墓の可能性のある墓地が認められた場合、墓地の使用権を持っている縁故者に対して、1年以内に申し出るようにという内容を、官報に記載し、同内容の立札を墓地内に建てます。1年経っても名乗り出るものがいなければ、...続きを読む

韓国のお墓

韓国のお墓とは、土まんじゅうの形の土葬墓が一般的でした。韓国では、儒教、仏教の他にキリスト教徒も多く、無宗教の人と併せて多くの宗教が存在しています。経済面で恵まれている人は、一族や家族の墓地として山を購入し、そこに土葬して墓標を立ててお墓としてきました。墓標は一人につき一基です。2000年に「葬事等に関する法律」が改正され、火葬、納...続きを読む

回忌法要

回忌法要とは、祥月命日に営む法要のことです。一回忌、三回忌、七回忌、十三回忌と行っていって、五十回忌を最後にして、先祖代々として合祀して弔いとすること(弔い上げ)が一般的です。五十回忌以降の回忌法要は遠忌とも言います。五十回忌の法要を迎える頃には、故人を知っている人の多くが逝去していることから、回忌法要もそこまでで終わりにしましょう...続きを読む

竿石

竿石とは、お墓の一番上に設置された縦長の石のことで、墓標となる文字(家の名前など)を彫り込んだ石をいいます。竿石の大きさは、7寸~8寸(約21cm~24cm)四方が多く、大きなものでは1尺以上(約30cm)四方という竿石もみられます。続きを読む

墓友

墓友とは、共同で墓を購入して、同じ墓に入る友人、知人同士をさした言葉で、墓友達の略語です。生前に永代供養の契約を行い、契約者同士で親睦を深めて墓友のような人間関係を形成しておくというサークルもあります。同じ敷地内にお墓を構えるのだから、少しでも相手のことを知っておきたいという考えから、句会などの共通の趣味を通して、グループ単位でイベ...続きを読む

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