墓友

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墓友の意味(墓友とは)

墓友とは、共同で墓を購入して、同じ墓に入る友人、知人同士をさした言葉で、墓友達の略語です。

生前に永代供養の契約を行い、契約者同士で親睦を深めて墓友のような人間関係を形成しておくというサークルもあります。

同じ敷地内にお墓を構えるのだから、少しでも相手のことを知っておきたいという考えから、句会などの共通の趣味を通して、グループ単位でイベントを行います。

同じような死生観を共有しているためか、すぐに意気投合することも多いといいます。

高齢者向け住宅や、老人ホームなどで一緒のお墓に入る仲間を募って、共同墓地を設置するところも増え、生前から合同供養などに抵抗の少ない人も増えてきているといいます。

墓友の実際

墓友が話題になる背景には高齢者の一人暮らし(独居の方)が増加傾向にあることがあげられています。

大家族に囲まれて老後を過ごす人が減少し、墓を継承する人がいない家庭が増えていることなどがあります。

同時に先祖代々の墓を継承する子ども世代が、少子化の影響で減少しています。

子どものいない夫婦、子ども世代に葬儀や墓で負担をかけたくないと考える人なども増え、墓を管理できなくなれば無縁仏になるリスクもでてきています。

生涯未婚率が増加し、孤独の中で老齢になる人が増えていく中、新しい墓の形として、今後増加していくことが予測されているといいます。

<関連する用語>:生涯未婚率 永代供養 埋葬 共同埋葬 さくら葬 桜葬 樹木葬 集合墓 永代供養墓 無縁社会

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