「納骨堂・永代供養墓」に関連する用語一覧

墓じまい

墓じまいとは、後継者がいなくなった墓や、遠方でお参りにいけない、などを理由に墓を引越しする(改葬する)際に、解体、撤去することをいいます。墓を撤去する際には、使用権を返還する手続きを取ります。その際、現在使用している墓所に関しては、更地の状態に戻して返還することになります。仏教の場合、解体する前に「魂抜き」と呼ばれる供養を行います。続きを読む

終活

終活とは、2010年の新語・流行語大賞にもノミネートされた言葉で、人生の終わりのための活動の略語です。週刊朝日誌の造語で、人が人生の最期を迎えるにあたり行うべきこと、つまり、葬儀のための計画を立てたり、お墓を探したりといった、準備を始めることを言います。週刊朝日は、連載記事「現代終活事情」の中で、葬儀や墓などの基礎知識や最新事情を紹...続きを読む

大谷本廟

大谷本廟とは、浄土真宗の宗祖である親鸞の墓所になっているところで、大規模な納骨堂がある場所でもあります。京都市東山区五条坂にあり、清水寺に上がる五条坂の隣に参道の入り口があります。親鸞が1262年に没したとき、京都東山の鳥辺野に納骨された後、1272年に実娘の覚信尼が遺骨を大谷吉水の北に移動しました。最初の墓は簡素なものであったとい...続きを読む

家墓

家墓とは、「○○家の墓」とか「○○家先祖代々」などのような家名を刻んであって、その家の家族や親族の遺骨を共同で納める形態になっています。単位が家になっていて、その家の先祖から子孫へと引き継がれていきます。現在一般的になっている墓の形式ですが、増え始めたのは明治以降のことで、火葬が庶民にも一般的になり、墓所を構えることができるようにな...続きを読む

亀甲墓

亀甲墓は、沖縄県に多くみられる墓で、墓室の屋根が亀甲の形をしているため、この名がついています。琉球王国では、士族の墓とされていましたが、明治12年琉球藩から沖縄県になったのをきっかけに、庶民にも急速に普及しました。沖縄戦の被害と、戦後の米軍命令で、首里・那覇にあった多くの亀甲墓は失われてしまいました。戦時中は防空壕がわりに利用されて...続きを読む

外人墓地

外人墓地とは、駐在外国人の墓地のことです。一般的に、長期滞在の外国人や、日本で没した外国人が永眠する墓地で、軍事墓地とは区別されているものの、戦時中に戦火で命を落とした外国籍の人や、捕虜だった人の多くが眠る外人墓地もあります。日本には、神戸、函館、長崎、那覇、東京、横浜にそれぞれ外人墓地があります。埋葬されているのは、政府との関係の...続きを読む

永代供養墓

永代供養墓とは、後継者がいない場合などに、墓参りや供養を定期的に寺院や霊園側が行ってくれることを前提に、購入する墓です。契約内容によって、永代の期間が異なり、13年程度から50年くらいまでの間の契約内容になっているケースが多く見られます。永代供養墓は、合祀墓や合葬式納骨堂の形式のものや、一般的な個別の墓と同様のものなど、さまざまです...続きを読む

永代供養

永代供養とは、墓地継承者が途絶えたり、または墓地や納骨堂を継承する人がいないことを前提として、寺院が代わりに一定期間、供養を行う契約形態です。「永代」とはいえ、永久に供養をしてもらえるわけではなく、契約内容によって、十七回忌~五十回忌までといったように、一定期間の間、寺院や管理者側に経営が続く以上は、墓の面倒を見てもらえることになり...続きを読む

墓友

墓友とは、共同で墓を購入して、同じ墓に入る友人、知人同士をさした言葉で、墓友達の略語です。生前に永代供養の契約を行い、契約者同士で親睦を深めて墓友のような人間関係を形成しておくというサークルもあります。同じ敷地内にお墓を構えるのだから、少しでも相手のことを知っておきたいという考えから、句会などの共通の趣味を通して、グループ単位でイベ...続きを読む

遺灰

遺灰とは、故人を荼毘に付して残った灰状の遺骨のことです。最近では、海洋散骨、手元供養など新しい供養の方法の増加に伴い、遺骨を粉末化して遺灰として供養するケースも増えています。続きを読む

分骨証明書

分骨証明書とは、お骨を分骨する際に発行してもらう書類です。希望によりお骨を2か所以上に分けて納骨したいというケースが発生した場合、2箇所目以降に納骨する際に必要になる書類です。お骨は法的には「ご遺体の一部」という事になっていますから、納骨(埋葬)する際には「埋葬許可証」というものが必要になります。もし埋葬許可証なしに遺体を埋葬したり...続きを読む

生涯未婚率

生涯未婚率とは、50歳時点で結婚をしていない人の比率をあらわす数値です。厳密には人口に占める生涯未婚だった人の割合とは異なりますが、50歳時点で結婚経験のない人は、生涯独身である可能性が高いという考え方から、50歳の未婚者の割合を出して、生涯独身である人の割合の目安としています。計算方法としては、「45歳~49歳」と「50歳~54歳...続きを読む

宗教法人

宗教法人とは、宗教法人法に基づいて、法人格を与えられた宗教団体のことをいいます。公益法人の一種で、神社、寺院、教会や、それを包括する教派、宗派、教団などが宗教法人になります。非営利団体で、公益事業が行え、税制面で特典があるといわれていますが、具体的には、宗教法人は収益事業に対してのみ課税し、一般事業の税率とは異なる低率の税率で課税さ...続きを読む

寺院

寺院とは、宗教活動の中心となる建物や場所をさします。イスラム教やキリスト教などにおける礼拝施設とその敷地を指す言葉であると同時に、仏教における寺とその境内を表す言葉です。仏像が安置され、僧侶が住み、修行する場所でもあります。続きを読む

納骨

納骨とは、お骨の入った骨壷をお墓の中に収めることを言います。地方や宗教によっても違いがありますが、四十九日法要の後にお坊さんと一緒にお墓に行き、その中に骨壷を納めてお経を唱えてもらう場合などがみられます。葬儀後の法要としては、初七日を葬儀当日に繰り上げ初七日として行うケースも増えてきましたが、本来は亡くなってから7日毎に法要が行われ...続きを読む

合祀墓

合祀墓とは、合同で祀られるお墓のことをいい、一般的には永代供養墓や共同墓という名称で呼ばれることが多いです。ここでいう合同とは、家族・親族間ではなく、血縁のない複数の人を指します。一般的な納骨は、故人が一人一つの骨壷に収まりますが、合祀墓の場合は骨壷から故人をお出しし、ご遺骨を直接合祀墓にお入れする形になります。すでに祀られているご...続きを読む

無縁墓

お墓の継承者や縁故者がいなくなった墓のことを、無縁墓と呼びます。墓地の管理者は、基本的には毎年、墓地の管理費を集めますが、縁故者がいなくなった場合などは回収ができないため、官報に記載したり、墓所に1年間立て札を立てるなどして、縁故者の申し出を待ちます。申し出がない場合は無縁とみなされ、管理者側で、墓地を処分しても構わないことになって...続きを読む

埋葬

埋葬とは、遺体や遺骨を、お墓や納骨堂に納め、葬ることをいいます。現在の日本では、火葬を終えた後、遺骨を、納骨堂やお墓に納める埋葬が一般的です。埋葬に関する法律としては、通称、墓埋法(ぼまいほう)・墓地埋葬法、と呼ばれる「墓地、埋葬等に関する法律」があります。その法律の中で、「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行なってはな...続きを読む

骨壷

骨壷は、遺骨を収納するための壷のことです。地方によって、荼毘に付された後の遺骨を収骨(拾骨)する量が違うため、サイズにばらつきがあります。一般に関東を中心とする東日本では大型のものを、関西を中心とする西日本では小型のものを用います。本骨(喉仏の骨)と胴骨を分けて収納する地域もあります。続きを読む

菩提寺

菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。檀家である自分たちと菩提寺との関係は、宗教儀礼に関してはすべてその宗派の作法に則り、菩提寺の運営維持を支えるという関係になります。葬式や法事をお願いする寺院でもあります。菩提寺は、先祖の墓があり、位牌をおまつりしてあるところです。仏事でわからないことを相談に乗ってもらえる場所でもありま...続きを読む

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