享年

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享年の意味(享年とは)

享年とは、生きた年数を、現在一般的に用いる満年齢とは異なる「数え年」で表したものを享年と呼びます。

数え年は、0歳という考え方はなく生まれた年を1歳と数え、毎年の元旦ごとに年が増えていく数え方で、誕生日がいつであるかに関係なく国民全員が正月に1歳、年をとります。

そのため、享年と実年齢(数え年と満年齢)では、1歳から2歳のずれがあることになります。

例)1900年6月1日に生まれた人は、
2000年6月1日が来たら
満年齢で100歳
数え年で101歳
※1歳の差があることになります。

2000年1月1日の時点では、
満年齢で99歳
数え年で101歳
※2歳の差があることになります。


享年はこの世に存在した年数を差し、「天から享けた(うけた)年数」という意味があります。

幼少時に亡くなった場合、享年を使わない場合や、享年の数え方を数え年に限定している宗派などもあります。

享年の実際

現在では、一般的な年齢の数え方として、生まれた年を0歳とする「満年齢」が広く用いられて慣れていることから、享年も数え年ではなく、満年齢を用いて表すことも多くみられます。

また、享年を数え年で表すことも、地域や、各寺院、宗派によって考え方が異なるため、お付き合いのあるお坊さんやお寺に確認することがよろしいでしょう。

<関連する用語>:施主 寿命 一周忌 戒名 法名 院号 お悔やみ欄

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