春の彼岸

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春の彼岸の意味(春の彼岸とは)

春の彼岸とは、春分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事をいいます。

前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け(あけ)」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはお墓参りをするなどご先祖様に感謝をし、前後3日間は悟りの境地に達するため必要な六波羅蜜を1日1つずつ修める日とされています。秋の彼岸も考え方は同じです。

春の彼岸の実際

彼岸とは言葉の通り「岸の向こう」を意味し、悟りの世界のことをいいます。

浄土系の信仰では人は死後、阿弥陀如来の導きにより彼岸に渡る事が出来るとされ、彼岸の仏事は、来るべき日に私たちも無事にたどり付けるよう祈る考え方があります。

寺院によっては彼岸の一週間、法要を続けたり供養祭を行ったり、檀家さんの家を回って法事を行なったりします。

また彼岸には牡丹餅(ぼたもち)を供え食す習慣があり、春の彼岸では、季節の花・牡丹に由来する牡丹餅(ぼたもち)を用い、秋の彼岸では御萩(おはぎ)ることが広く見られます。

<関連する用語>:お彼岸(彼岸) 秋の彼岸 お彼岸 彼岸会 おはぎ 卒塔婆 卒塔婆・塔婆 塔婆供養

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