「法事」の検索結果

法事の用語

弔い合戦

弔い合戦とは、味方の戦死者のかたきを討って、その霊を慰めるための戦のことです。戦国時代には「山崎の戦い」「明善寺合戦」「人取り橋の合戦」などの弔い合戦があり、後世に語り継がれています。現在では勝ち負けを決める競技や政治の場面で、亡くなった人をとむらうために勝ちたいという意味合いで使われることが多い言葉です。続きを読む

葬式仏教

葬式仏教とは、葬式と法事だけを表面的にとりおこなう、現代の仏教界を批判して使われる言葉です。本来の仏教は、葬礼を重視するような教えはなく、救済や真理を追究する宗教であったはずが、現代の日本においては、”葬儀のために寺があり僧侶がいる” といった状態になってしまっていることを、揶揄して使う表現でもあります。続きを読む

追善供養

追善供養とは、生きている人が亡くなった人に対して行う供養のことです。故人の命日に法事を行い、冥福を祈って供養することをいいます。追善の文字があらわすように、生きている人が行う善行を持って、亡くなった人の善行になる、それがまた自分に戻ってくるという考え方です。追善供養は広い意味では「毎日の供養」をさし、狭い意味では「年回忌の法要」をい...続きを読む

弔い

弔いとは、葬式や、法事、弔問などを表す言葉です。亡くなった人を思い、遺された寂しさの中で行われるのが弔いです。「弔い」に似た言葉に「供養」があります。どちらも、亡き人の死を悲しみ、偲び、哀悼の気持ちを表すことです。両者は近い意味を持っていますが「供養」が祈りの対象が明確な場合が多いことに対して、「弔い」は対象が明確な場合だけでなく、...続きを読む

六曜

六曜とは中国暦の陰陽五行説から生まれた考え方で、吉凶の判断基準を含んだ暦注のことです。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の文字通り、六つの曜で構成されます。中国より日本に伝来したのは鎌倉時代のようですが、世間が用いるようになったのは明治以後で、現在のように一般的かつ幅広く普及したのは昭和以降、特に太平洋戦争後といわれています。六曜は...続きを読む

春の彼岸

春の彼岸とは、春分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事をいいます。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け(あけ)」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはお墓参りをするなどご先祖様に感謝をし、前後3日間は悟りの境地に達するため必要な六波羅蜜を1日...続きを読む

秋の彼岸

秋の彼岸とは、秋分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事を指します。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはご先祖様に感謝をし、お墓参りなどをします。前後3日間は悟りの境地に達するため必要な、六波羅蜜を1日1...続きを読む

お車料

お車料とは、僧侶へ渡すお布施のひとつで、葬儀や法事の際に、僧侶に足を運んでもらった場合に、交通費にあたるものとして渡すものです。本来は、僧侶の送迎ができない際に、渡していました。お布施は、読経料や戒名料を含めて、後日寺院へ出向いて渡すこともできますが、最近では、お通夜や告別式、法事を行うその場で渡すことも増えています。白い封書に、お...続きを読む

慰霊祭

死者の霊、故人の遺徳を偲び、慰めることを目的とした祭儀の事です。死者の魂を慰めるという意味と共に、事故や事件、戦争などでなくなっていった死者の功績をたたえ、団結力を深めるという意味でも行われています。さらに、こうしたことで命を落としていった死者がいる事、出来事を風化させる事ことのないように節目として行われています。失われた人々の命の...続きを読む

開眼供養

開眼供養(開眼法要)とは、仏壇、お墓、位牌などを新しく購入する際に、僧侶を招いて読経をすることです。開眼という言葉からも明らかなように、仏像の目を開くという意味があり、この法要を行って初めて、仏像に霊験が宿るといわれています。仏像作りでは、大部分ができあがった後、最期に目を描きこみます。これを儀式としたものを、開眼法要といい、これを...続きを読む

焼香

焼香とは、仏の功徳をたたえたり逝去された方を弔うために、仏前で順番に香を焚くことをいいます。仏教では、香は仏にとって食物である考え方をとっており、葬儀だけでなく法事の際にも供養を目的に用いられます。立って行う「立礼焼香」以外にも、座って行う「座礼焼香」に加え、座った状態で隣の人へ回す「回し焼香」の3スタイルが見られ、使用する香には「...続きを読む

寿陵

寿陵とは生前墓のことで、亡くなる前に建てる自分自身の墓のことを言います。生前に死後の準備をするということに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、「長寿」「子孫繁栄」「家内円満」の3つの果報を招く、縁起の良いこととする考え方もあります。秦の始皇帝、聖徳太子、最近の例では昭和天皇なども寿陵を建てていました。仏教の教えでは逆修(ぎゃ...続きを読む

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