弔い合戦

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弔い合戦の意味(弔い合戦とは)

弔い合戦とは、味方の戦死者のかたきを討って、その霊を慰めるための戦のことです。

戦国時代には「山崎の戦い」「明善寺合戦」「人取り橋の合戦」などの弔い合戦があり、後世に語り継がれています。

現在では勝ち負けを決める競技や政治の場面で、亡くなった人をとむらうために勝ちたいという意味合いで使われることが多い言葉です。

弔い合戦の実際

現代における弔い合戦は、主に選挙やスポーツの際に用いられる言葉です。

弔い選挙という言葉もあり、政治家が亡くなった後に、親族や秘書が世襲候補として立候補する際に、頻繁につかわれる言葉です。

弔い合戦とすることで、亡くなった父や師の志を受け継いで立候補するという場合には、有権者が同情心を感じやすく、選挙という戦の士気も高まるということのようです。

弔いには、人の死を悲しみ、死者の霊を慰めるという意味があり、法事や追善と同じ意味があります。

政界のような戦場で命を落とした政治家の遺志を継ぐという弔い合戦は、選挙戦で見かける光景になっています。

<関連する用語>:弔い 弔い上げ 葬儀

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