「浄土真宗」の検索結果

浄土真宗の用語

西本願寺

西本願寺とは、京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山です。親鸞の娘、覚信尼が開基したといわれています。国の史跡に指定され、古都京都の文化財として、世界遺産に登録されています。東本願寺と区別するため、お西さんの相性で親しまれています。続きを読む

本尊

ご本尊とは宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像(彫刻品)や絵(掛軸)のことをいいます。寺院の本殿や一般家庭の仏壇には、その中央にご本尊が据えられているのが一般的です。ご本尊は宗派によって違い、ですから同じ仏教でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗といった宗派によってその本尊は違います。例えば、天台宗・...続きを読む

剃髪

剃髪とは、僧侶が出家する際に髪をそり落とすことをいいます。俗世間と決別し、仏弟子になる表明のために行う儀式を、剃髪式といいます。得度式の受戒の際に行なわれます。剃髪染衣(ていはつぜんえ)とは剃髪して、黒い衣を身につけることで、尼や僧になることをいいます。続きを読む

信徒

信徒とは、何かの信仰を持ち、その宗教を信じ、また教団や寺院などに属している人を指す言葉です。ひとつの宗教の信者である人という意味があります。信徒は、実際にその宗教、宗派に属するために儀式を受けたりする必要のある場合と、宗教組織の名簿に名前が載っているだけというような場合もあります。特定の宗教では、親が信仰している宗教が、生まれた子ど...続きを読む

大安

大安とは六曜の一つです。「泰安(たいあん)」を由来としており、大安は「大いに安し」という意味もあり、万事が平穏かつ安泰に進む日とされます。すべてにおいて大吉である大安を選び、結納や挙式など慶事を執り行なうことも広くみられます。続きを読む

六曜

六曜とは中国暦の陰陽五行説から生まれた考え方で、吉凶の判断基準を含んだ暦注のことです。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の文字通り、六つの曜で構成されます。中国より日本に伝来したのは鎌倉時代のようですが、世間が用いるようになったのは明治以後で、現在のように一般的かつ幅広く普及したのは昭和以降、特に太平洋戦争後といわれています。六曜は...続きを読む

天台宗

天台宗とは、法華経を経典とする仏教です。平安時代に最澄が開いた宗派で、比叡山延暦寺が本山になります。法華経を中心とする四宗(法華円教・戒・禅・密教)からなる大乗仏教全般を学ぶ宗派とも言われます。これは四宗相承とよばれています。天台宗の教えの一部をとりあげて、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、時宗、日蓮宗が生まれたともいわれます。天台...続きを読む

帰敬式

帰敬式とは、在俗の男女がその宗門に入り真の仏教徒・仏の弟子となり、僧侶となるための第一歩として受ける儀式のことです。お髪剃り(おかみそり)とも言われている帰敬式はその名の通り式内において髪の毛を剃り落とし丸坊主頭の姿になります。自らが自覚的に仏様の弟子となり、教えを聞いて生きる者となるのだという覚悟を明らかにすることであり、誓いの儀...続きを読む

回向

回向とは「回り差し向ける」という意味で、僧侶や自分が修得した善根の功徳を他に回し向けることを言います。現在では、成仏を祈って死者を供養することを回向ということも多く、回向文(えこうもん)を唱えること、またその文章自体を回向という場合もあります。つまり、死者の安らかな成仏を願って供養し、法要を行う事をさし、死者へ向けての読経や善行が自...続きを読む

開眼供養

開眼供養(開眼法要)とは、仏壇、お墓、位牌などを新しく購入する際に、僧侶を招いて読経をすることです。開眼という言葉からも明らかなように、仏像の目を開くという意味があり、この法要を行って初めて、仏像に霊験が宿るといわれています。仏像作りでは、大部分ができあがった後、最期に目を描きこみます。これを儀式としたものを、開眼法要といい、これを...続きを読む

金仏壇

金仏壇は、白木の材質に、金粉や金箔を施して仕上げた仏壇のことです。蒔絵、彫刻など日本の伝統工芸の技法を垣間見ることができます。浄土真宗では金仏壇を持つことが一般的です。金仏壇は全国に産地がありますが、経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けているだけで、15の産地(名古屋仏壇・京仏壇・大阪仏壇・広島仏壇など)があります。それぞれの産...続きを読む

枕団子

枕団子とは、亡くなった方の枕元に供える、うるち米の粉で作っただんごのことです。枕団子は、枕飯とともにお供えされます。枕団子や枕飯は、亡くなった人が善光寺詣りに行く時の弁当にするとか、古来は亡くなった人を蘇らせるために、貴重な白米や団子をお供えして、それが食べたければ蘇生するのではとお供えした、などの諸説があります。続きを読む

塗位牌

塗位牌とは、四十九日の忌明け後に、仏壇に祀られ、その後末永くお祀りすることになる位牌(本位牌)をいいます。本位牌のうち、漆を塗り、金箔や金粉などを使ってあるものを特に「塗位牌」と呼び、多く見られます。黒檀や紫檀を用い「唐木位牌」と呼ばれるものもあります。表には、戒名と没年月日を、裏には、俗名と享年を彫ります。白木位牌に書いてあった、...続きを読む

枕飾り

枕飾りとは、ご遺体を自宅に安置するときに、枕元に置く台のことで、地域や宗派によって、台に置くものが違います。頭の方に組むことが多く、香炉やローソク立てなどを置いた小机の形をしています。燭台、りん、線香、ローソク、樒、一善飯や御団子をお供えする地方もあります。末期の水として、水をお供えするところもあります。白木位牌同様、白木で作られた...続きを読む

冥福

冥福とは死後の幸福を表す言葉です。死後の世界を「冥界」と言うため、その文字がとられています。弔意を表す言葉として、「冥福を祈る」という言葉がよく使われます。死者が冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるように、との思いが込められています。続きを読む

遠忌

遠忌(おんき)とは五十年忌、百年忌など、没後長い期間を経て行われる仏事のことを言います。一般の方の場合、三十三回忌または五十回忌をもって弔い上げ(とむらいあげ)が行われます。弔い上げをもって死者は祖霊(先祖)となり、仏壇から位牌を片づけ、それ以後祀るのは「○○家先祖の霊」の位牌となります。そのため遠忌というのは、仏教諸宗派の宗祖など...続きを読む

門徒

門徒とは元々「同じ宗派を信仰している人々」を指す言葉でしたが、一般的には、浄土真宗を信仰する人のことを言います。浄土真宗では「檀家」という言葉を用いず、門徒と呼びます。これは浄土真宗の教えが家よりもまず個を重んじ、個の救いが家、社会に広まることを願っているためです。また、浄土真宗そのもののことを門徒宗と呼ぶこともあります。続きを読む

法名軸

法名軸とは浄土真宗で位牌の代わりに用いられる掛け軸のことです。浄土真宗は原則として位牌を用いません。地方によっては葬儀のときのみ、白木の位牌(法名札)を用いることがありますが、その場合でも本尊と並べたり、本尊の前に置いてはいけないとされています。位牌の代わりに法名軸に法名を記し、仏壇の内側の側面にかけます。側面にかける理由は、礼拝の...続きを読む

法名

戒名と同じく、仏弟子になった証として授かる名前であり、浄土真宗など、戒律という考えを取らない宗派戒名とは、戒名ではなく法名とよびます。浄土真宗では、 釈○○(男性)※本願寺派は、男女とも3文字 釈尼○○(女性)という3文字または4文字が法名の基本となります。釋の漢字の場合もあります。信士(しんし)・信女(しんにょ)といった他宗派でよ...続きを読む

表書き(お香典編)

香典袋の表書きを悩まれる方が多いかと思います。「御霊前」がどの宗教、宗派でも広く用いられるという考えもありますが、宗教、宗派によってさまざまな理由から違いがあります。下記に宗教・宗派ごとの上書きを列記しますので参考としていただければと思います。仏教での表書き多くの仏式 (四十九日までは)「御霊前」多くの仏式 (四十九日後は)「御仏前...続きを読む

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