「真言宗」の検索結果

真言宗の用語

真言宗

真言宗とは大日如来を本尊とする仏教の宗派です。平安時代に弘法大師空海が開いた宗派で、本山は高野山金剛峯寺になります。この身のままで仏になるという即身成仏を説いています。修行は、身口意の三密修行で、身体、言葉、心の修行を行うことで、誰でも仏になることができるとしています。平安時代に貴族の間から広まり、加持祈祷を行いました。続きを読む

八宗兼学

八宗兼学とは、八宗の教義を全て勉強していることで、物事を良く知っている様子を表す言葉でもあります。仏教には八宗があります。倶舎宗、成実宗、律宗、法相宗、三論宗、華厳宗、天台宗、真言宗の八つです。南都六宗に平安時代に伝わった天台宗と真言宗を加えた八宗です。広くさまざまな教学を学び、身に付けることが、学僧にとっては理想だとされていました。続きを読む

脇侍

脇侍とは、仏教彫刻・線画において、中尊(ご本尊=中央に位置する、信仰の中心となる仏様)の左右に控える存在で、明王・天・菩薩などがそれに当たります。脇侍は、中尊が持つ教化を補佐する役割を持っており、中尊と脇侍の両方を揃えることで、より深く仏教・教化に触れることがかないます。中尊と脇侍の組み合わせは宗派により異なります。真言宗・・・中尊...続きを読む

空海

空海とは、真言宗の開祖で、平安初期の僧侶です。18歳で官僚を養成する大学へ入学するものの、退学して山林修行を始め、遣唐使の一員として31歳で唐へ留学しました。2年後、書物や仏具を携えて帰国します。帰国後は先に帰国していた最澄との交友が始まるものの、10年後には決裂します。高野山に密教修行の場をつくる許可を嵯峨天皇から得て、高野山金剛...続きを読む

信士

信士とは男性の戒名の最後につく語で、女性でいう信女にあたります。信士はもっとも一般的な戒名とも言われ、位階の中では下の位になりますが、寺院によっては、ほとんどの戒名が、この信士、信女であるケースも少なくありません。信士は、サンスクリット語のupasakaを音写した優婆塞から来ていると言われています。優婆塞は、仕える、敬う、礼拝すると...続きを読む

智積院

智積院とは、京都市東山区にある、真言宗智山派の総本山の寺院です。鎌倉時代の中期に、頼瑜が高野山から寺院を根来山(和歌山)へ移動しました。これが智積院の始まりです。巨大化し勢力を持ったために、豊臣秀吉と対立するようになり、根来山内の堂塔のほとんどを失ってしまいました。住職だった玄宥(げんゆう)は京都に逃れ、秀吉が亡くなった年に智積院を...続きを読む

比叡山延暦寺

比叡山延暦寺とは、滋賀県大津市坂本本町にある日本天台宗の総本山です。平安初期に最澄によって開創されました。平安時代の仏教の中心を担った寺院です。密教では、東寺の真言宗を東密と呼ぶのに対して、比叡山延暦寺の密教を台密としています。比叡山は高野山と並び、歴史的な信仰対象の山として知られています。続きを読む

高野山金剛峯寺

高野山金剛峯寺とは和歌山県伊都郡高野町高野山にある高野山真言宗の総本山です。真言宗の宗祖、空海が拠点とした寺院です。高野山には100以上の寺院が集中しています。高野山が山号についていることからも、高野山全体が真言宗の総本山であることがわかります。続きを読む

本尊

ご本尊とは宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像(彫刻品)や絵(掛軸)のことをいいます。寺院の本殿や一般家庭の仏壇には、その中央にご本尊が据えられているのが一般的です。ご本尊は宗派によって違い、ですから同じ仏教でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗といった宗派によってその本尊は違います。例えば、天台宗・...続きを読む

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