「浄土宗」の検索結果

浄土宗の用語

日蓮

日蓮とは、日蓮宗の開祖で、鎌倉時代の僧侶です。16歳で天台宗清澄寺に出家し、法華経の信仰を説きました。辻説法などにおいて他の宗派を攻撃、論破したとして、伊豆に流刑になり、許されて戻るとさらに他宗派を攻撃したため、佐渡に流されました。赦免後は、身延山で弟子を育成し、61歳で入寂しました。続きを読む

信士

信士とは男性の戒名の最後につく語で、女性でいう信女にあたります。信士はもっとも一般的な戒名とも言われ、位階の中では下の位になりますが、寺院によっては、ほとんどの戒名が、この信士、信女であるケースも少なくありません。信士は、サンスクリット語のupasakaを音写した優婆塞から来ていると言われています。優婆塞は、仕える、敬う、礼拝すると...続きを読む

四誓

四誓とは、無量寿経という長いお経の中に説かれている四つの誓願です。修行中だった阿弥陀仏が、法蔵比丘の名だった時、師に四十八の願いを述べ、続けて四誓を重ねて誓ったものです。全てのものを救うべく説いた四十八願の後で、重ねて四誓を立てて、この本願が成就されないなら、仏にはならないと誓ったというものです。浄土宗の日常勤行で読誦されることでも...続きを読む

本尊

ご本尊とは宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像(彫刻品)や絵(掛軸)のことをいいます。寺院の本殿や一般家庭の仏壇には、その中央にご本尊が据えられているのが一般的です。ご本尊は宗派によって違い、ですから同じ仏教でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗といった宗派によってその本尊は違います。例えば、天台宗・...続きを読む

極楽浄土

極楽とは浄土宗でいう死後の世界で、「幸福のあるところ」という意味があります。浄土は仏国土といい仏の国です。清浄な世界を指す言葉です。極楽浄土には、阿弥陀仏が住んでいるとされています。それに対してこの世は六道輪廻の苦しい世界とされています。浄土宗では、誰でも南無阿弥陀仏をとなえれば、死後には極楽浄土へ行くことができる考え方をとります。...続きを読む

天台宗

天台宗とは、法華経を経典とする仏教です。平安時代に最澄が開いた宗派で、比叡山延暦寺が本山になります。法華経を中心とする四宗(法華円教・戒・禅・密教)からなる大乗仏教全般を学ぶ宗派とも言われます。これは四宗相承とよばれています。天台宗の教えの一部をとりあげて、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、時宗、日蓮宗が生まれたともいわれます。天台...続きを読む

遠忌

遠忌(おんき)とは五十年忌、百年忌など、没後長い期間を経て行われる仏事のことを言います。一般の方の場合、三十三回忌または五十回忌をもって弔い上げ(とむらいあげ)が行われます。弔い上げをもって死者は祖霊(先祖)となり、仏壇から位牌を片づけ、それ以後祀るのは「○○家先祖の霊」の位牌となります。そのため遠忌というのは、仏教諸宗派の宗祖など...続きを読む

踊り念仏

踊り念仏とは、踊りながら太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らし、念仏を唱えることを言います。起源は平安時代中期の僧空也にあるとされています。その後鎌倉時代に一遍(1239~1289)が門弟とともに各地を遊行しました。(遊行:僧が布教や修行のために各地を巡り歩くこと)彼らは一念の信を起こし、念仏を唱えた者に札を与えました。このことを賦算(ふさん...続きを読む

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