「位牌」の検索結果

位牌の用語

出棺

告別式が終わると、棺を式場中央に配置するなどして、最期の対面になります。祭壇に飾っていた花を切り、棺の中に入れたり、故人の愛用品や枕団子、枕飯を収めたりします。火葬場では規定によりお顔を見てのお別れができない場合も多いですので、親族や会葬者にとっては、故人との最期の対面の時間になります。くぎ打ちは、故人と関係の深かった遺族から順に打...続きを読む

還骨法要

火葬が終わった後に、斎場や自宅へ戻って行われるのが還骨法要です。後飾り壇に、位牌、遺骨、遺影を安置して、僧侶による読経があり、お焼香を行います。30分程度の法要になります。この際、初七日法要をかねて行うケースが増えています。初七日は葬儀から1週間後に、再び親族を集めることを考慮し、簡略化して葬儀の当日に行っておくわけです。そのあとは...続きを読む

白木位牌

白木位牌とは、葬儀の時、祭壇の上に安置するための仮の位牌です。塗りのない位牌で、享年、俗名、戒名などが記されています。四十九日に弔明けになると、塗位牌(本位牌)を作ります。野位牌とも言われ、本来は野辺送りの時に、遺族が埋葬地まで棺を運ぶ参列の際、喪主が持っていくことから、その名がついたといわれています。続きを読む

位牌

位牌とは、亡くなった方をお祀りするために、戒名などを記した木の板のことを言います。葬儀の時には、白木の仮の「白木位牌」を用いて、四十九日の時期に、塗の「塗位牌(本位牌)」に作り替えます。戒名のほかには、没年月日、俗名、享年を入れます。位牌は、宗派に関係なく好きな形を選ぶこともできます。仏壇の内部の大きさなどを考慮して、サイズを選ぶこ...続きを読む

遠忌

遠忌(おんき)とは五十年忌、百年忌など、没後長い期間を経て行われる仏事のことを言います。一般の方の場合、三十三回忌または五十回忌をもって弔い上げ(とむらいあげ)が行われます。弔い上げをもって死者は祖霊(先祖)となり、仏壇から位牌を片づけ、それ以後祀るのは「○○家先祖の霊」の位牌となります。そのため遠忌というのは、仏教諸宗派の宗祖など...続きを読む

過去帳

過去帳とは故人の戒名(法名)、俗名(生前の名前)、享年、死亡した年月日などを記録しておく帳簿のことです。折り本形式のものが多いため、過去帖と書くこともあります。寺院には檀家の方々の過去帳があるほか、各家庭の仏壇にも置かれます。書かれている内容はお位牌や法名軸と同様ですが、お位牌や法名軸は数が増えて置ききれなくなってしまったり、老朽化...続きを読む

法名軸

法名軸とは浄土真宗で位牌の代わりに用いられる掛け軸のことです。浄土真宗は原則として位牌を用いません。地方によっては葬儀のときのみ、白木の位牌(法名札)を用いることがありますが、その場合でも本尊と並べたり、本尊の前に置いてはいけないとされています。位牌の代わりに法名軸に法名を記し、仏壇の内側の側面にかけます。側面にかける理由は、礼拝の...続きを読む

寿陵

寿陵とは生前墓のことで、亡くなる前に建てる自分自身の墓のことを言います。生前に死後の準備をするということに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、「長寿」「子孫繁栄」「家内円満」の3つの果報を招く、縁起の良いこととする考え方もあります。秦の始皇帝、聖徳太子、最近の例では昭和天皇なども寿陵を建てていました。仏教の教えでは逆修(ぎゃ...続きを読む

後飾り

後飾りとは、火葬を終えたお骨を安置しておく2段から3段ほどの壇です。白木で造られたもので、白い布を上からかけたものが多いです。葬儀を仏式で行った場合、お位牌、線香、供物などもお供えして、お骨をご安置して供養します。四十九日などを迎えて納骨を終えた後は撤去する一時的なもので、中陰壇(ちゅういんだん)や後壇(あとだん)とも呼ばれます。葬...続きを読む

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