円覚寺

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円覚寺とは

円覚寺とは、鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の大本山です。

鎌倉五山の中では、第二位になります。本尊は宝冠釈迦如来で、北条時宗が開基しました。

円覚寺の名前の由来は、建立の際に大乗経典の円覚経が出土したためと言われています。

円覚寺は鎌倉幕府の執権北条時宗が、中国僧の無学祖元を招いて開基し、北条得宗の祈祷寺になり、鎌倉時代を通して、北条氏や朝廷、幕府から手厚く保護されてきました。

円覚寺の歴史と今

室町時代から江戸時代にかけて何度が火災で被害を受けたものの、江戸時代も後期になると、僧堂、山門などの伽羅が復興し、現在の円覚寺の基礎になりました。

鎌倉禅宗文化の中心的な存在で、入母屋造りの舎利殿と梵鐘は国宝に指定されています。

JR鎌倉駅の駅前に総門があり、境内では禅僧が修行を行う道場があります。定期的に開かれる坐禅会が人気で、一般参加もできます。かつては夏目漱石や島崎藤村、三木清といった文豪も、円覚寺で坐禅を行ったことがあるといいます。

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