般若心経

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般若心経の意味(般若心経とは)

般若心経とは、正式に般若波羅蜜多心経と言います。

サンスクリット語の原典では、タイトル名はないのですが、最後の言葉に「経」をつけることで、タイトルになりました。

曹洞宗臨済宗などを始め、多くの仏教で広く読まれ、仏教の基本とも言える経典になっています。

般若心経は紀元前後にはすでに原型があり、12世紀には完成したといいます。般若心経は一つではなく、抜粋してまとめたものが、現在良く知られている経典になっています。

般若心経の実際

般若波羅蜜多は完全なる智慧という意味があります。般若心経の心は、真髄という意味があります。

般若心経に特出する智慧は、大乗仏教における「空」の理念です。

すべては空であり、無いことであるとされているのは「五蘊」「十二処」「十二縁起」「四諦」といった法です。

法は、世の中に真に存在するものとされています。

しかしその法も観念でしかなく、無常なものであるから、執着するのは苦になるため、煩悩を失くせば悟りに至るというのが、般若心経における空の考え方です。

<関連する用語>:木魚 経本 大蔵経 律蔵 経蔵 論蔵 仏教 仏陀 念仏 和讃 経机 勤行集 在家経典 唱題 称名 経典

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