頌栄

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頌栄の意味(頌栄とは)

頌栄とは、神の栄光を賛美する礼拝の祈祷形式で、ローマカトリック教会では、栄光の聖歌、小栄誦が典礼に取り入れられています。

プロテスタント教会では、栄光を神に帰する歌とされています。

父なる神、子なるキリスト、聖霊が一体であるという、三位一体の神をたたえ、礼拝の最初と最後に歌います。

讃美歌539から544までの6つの短い歌からなり、新約聖書のコリントの信徒への手紙や、マタイの福音書にその原型が見られます。

頌栄の実際

頌栄は、東方教会、西方教会のミサでの習慣が、プロテスタントにも受け継がれ、礼拝の初め、終わりに歌うようになりました。

Praise God, from Whom all blessings flowで始まるトーマス・ケンの頌栄は、全寮制学校での礼拝のために書かれた、朝・夕の讃美歌の最後につけられていたものです。

アメリカの教会では、献金の感謝の歌として歌うことも多くあります。

トーマス・ケンはイギリスのピューリタン革命の時代を生き、ロンドン塔に幽閉されたこともある国教会の聖職者です。

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