レクイエム

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レクイエムの意味(レクイエムとは)

レクイエムとは、カトリック教会における、死者のためのミサのことをさします。また、そのミサの際に用いる聖歌をレクイエムとよんでいます。

ミサは随意ミサとして、葬儀だけでなく、命日にも行われます。

レクイエムは安息をという意味があり、ミサの典礼文の冒頭の部分でもあります。この典礼文には曲がついていて、入祭唱から始まります。

ミサは入祭文、昇階誦、詠誦、続誦・怒りの日、奉献文、聖体拝領の順で進行します。

冒頭部分は「Requiem aeternam dona eis, Domine.」主よ、永遠の休息を彼らに与えたまえ、となります。

レクイエムの実際

レクイエムは、鎮魂歌とも言われますが、魂を鎮めるためではなく、亡くなった人の罪を軽減し、安らかに眠れるようにと神に祈るための楽曲になっています。

モーツァルト、ヴェルディ、フォーレのレクイエムが「三大レクイエム」と言われ、もっとも有名なレクイエムと言われています。

これにケルビーニのレクイエムを加えて、四大レクイエムと呼ばれることもあります。

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