神道

用語を保存しました

神道の意味(神道とは)

神道とは、日本に古来から伝わっていた八百万の神様への信仰に、仏教、道教、儒教などが影響して展開した宗教です。日本独特のもので、一つの神様だけを信じる信仰とは異なります。

伝統的な信仰や儀礼を神道として認識するようになったのは、仏教伝来があったからとも考えられています。古くは神仏習合という風に、神道と仏教は区別されずに、神道の神様も仏教の神様も、たくさんいる神様の中のひとつという考え方をしてきました。稲作の伝来で、農耕儀礼の中に神道の考え方が整理されていきました。

神道には、神社を中心とする神社神道以外にも、教派神道、民族神道、学派神道などに分類されます。

神道の実際

神道には教義や教典の代わりに、古事記、日本書紀といった古典が神典とされています。自然の中に神が宿ると考え、祖霊をまつり、祭祀を行います。

自然や祖霊、死者への畏敬の念を根幹とした信仰で、神様は地域社会を守り、恵みを与える守護神であると同時に、天変地異や病を招きよせ、崇りをもたらすとして怖れられてもいました。

神道では、人は亡くなると神になるとされているため、地位社会に貢献した人や、社会的に突出した人物は、死後神社に神様として祀られることもあります。

<関連する用語>:五色旗 黒住教 宗教 皇室神道 現人神 農耕儀礼 霊璽 氏神 氏子 玉串 玉串奉奠 神道十三派 幕末三大新宗教 PL教 霊前祭 合祀祭 神主 宮司 教祖 依代 巫女 守護神 禰宜

関連する記事

タグ一覧

注目の記事【PR】

あわせて読みたい

ランキングRanking

enな人々

もっと見る

あなたに
おすすめ記事Recommend