本門佛立宗

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本門佛立宗の意味(本門佛立宗とは)

本門佛立宗とは法華宗から分離した宗派です。明治初期に長松清風が開いた法華宗の信徒集団、本門佛立講から始まったものだといわれています。明治中期以降には教勢が広まり、昭和21年に本門佛立宗となりました。京都の宥清寺(ゆうせいじ)が本山になっています。

全日本仏教会に加入していることなどから、在来仏教宗派の一つと考えられている一方、新興宗教のモデルとなった宗派として、新興宗教として分類される場合もあります。

本門佛立宗の実際

宗旨は南無妙法蓮華経の御題目で、これを信仰しています。

南無妙法蓮華経のお題目を唱えて、太鼓や拍子木を打ち、ひざをたたきます。

また、お供水(おこうすい)と言われる毎朝の水を本尊に供え、その水を飲むと現代の医学の常識を超える効用が現れるともされています。

信者の集団から発足した側面があり、信者同士の付き合いが多いのも特徴です。

信者の家に集まって御講と呼ばれる法要を行います。御講を希望した者が主催者になります。自宅に僧侶を呼び、信者の組織が集まってお参りをするという法要になります。信者になったら、年に一度は席主という主催者になることが求められます。

<関連する用語>:仏教 全日本仏教会 法華系新宗教 日蓮宗

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