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神仏習合

  • 読み:しんぶつしゅうごう
  • 別名:神仏混淆

神仏習合の意味(神仏習合とは)

神仏習合とは、日本に元来あった神様の信仰である神道と、外国からやってきた仏教の信仰がひとつになった宗教の考え方で、奈良時代に始まったものです。

日本には元来神様が存在しました。自然の中にも神様がいたり、朝廷にも神様がいました。

仏教が伝来したとき、仏教の仏もまた、日本古来の神様の一人として迎えられたという歴史があります。

そこで神社神宮寺が建設され、神前読経が行われるようになりました。

明治政府が神仏分離政索をとるまでは、日本では仏教と神道の区別は特になされなかったともいえます。

仏教は、悟りを開くという大きな目的を持ちますが、同時に仏によって救済され、救われたいという、現世利益を求める考えにもつながりました。民間信仰として庶民に仏教が根付いた理由でおあります。これは神道の考え方にとても近いものがあります。

また救済の概念は、護国、鎮守として朝廷や貴族にも保護されていきました。

神仏習合の実際

江戸時代後半には、国学の研究が盛んになりました。同時に神道の地位が向上します。

ここで神仏分離思想が強まります。

明治維新後は、政府が神仏判然令を発し、これをもって神仏分離となりました。

廃仏毀釈運動がおこり、それまで神社の中にあった寺院や仏像が破壊され、多くの貴重な文化が失われました。

廃藩置県に伴い、寺社領は没収され、財政基盤がなくなった寺院は廃寺になりました。

国家祭祀の施設として神社は政府の管理下に入りました。第二次世界大戦後は、神道は国家祭祀のためのものではなく、一宗教となり、現在へと続いています。

関連する用語:神宮寺, 神前読経, 護法善神, 廃仏毀釈, 手水, 柏手, 門前町, 天理教, 神仏分離, 廃寺
タグ:神社 , お寺 , 仏教 , 奈良 , 仏像 , 戦後 , 奈良時代 , 江戸時代 , 日本

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