六灯籠

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六灯籠の意味(六灯籠とは)

六灯籠とは、葬儀の際の白木祭壇の左右に、輿のすぐ下のあたりに配置される灯籠のことをいいます。

遺影写真の左右に飾られ、次の段には、松明、四本旛、天蓋、龍頭、盛物台などを飾ります。

六灯籠は左右に3個ずつ配置され、合わせて6個飾られます。

六灯(ろくちょう)とも呼ばれます。

六灯籠の実際

葬儀には、六道にちなんだ言葉が多くあります。

灯籠は、告別式がなかった時代、野辺の送り葬列が葬儀の中心をなしていた時代に、夜間、葬儀の列を自宅から寺院まで引導する、先頭を行った灯籠の灯りを六道とよんでいました。

六道は、浄土を加えて7つの立ったケースもあったといいます。

ろうそくや行燈の明かりで、辻を照らして葬列を行ったといいます。

告別式が葬列にとってかわった時、白木祭壇には葬列のころの名残が多く残されました。例えば、輿はを担いだ時に使用したものを、四華花は、野辺の送りでは重要な役割を果たした沙羅双樹の白い花をそのまま取り入れています。

六灯籠もその中の一つです。六道は、命あるものは、6つの世界を輪廻転生するというのが六道の考え方です。

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