板位牌

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板位牌の意味(板位牌とは)

本位牌には板位牌と回出位牌(くりだしいはい・繰出位牌)の二種類があります。

故人のために個別に作られる位牌を板位牌と呼びます。台座に札板がついた形をしています。新しく作る位牌が、板位牌になります。

回出位牌は、祖先代々の位牌を、ひとつにまとめるために、中に札板を10枚程度収納できるようになった、箱型の位牌です。

夫婦など二人以上の戒名などが、一枚の位牌に記されるケースもあります。戒名、俗名享年などが書かれ、存命中の場合は赤い文字が用いられます。夫婦名は、向かって左に妻、右に夫の戒名を入れるのが一般的です。

板位牌には、「塗位牌」「唐木位牌」の二種類があります。

漆塗りに、金箔などを使って仕上げてあるものを塗位牌と言い、黒檀や紫檀で作られたものを、唐木位牌と呼んでいます。

大きさは3寸(約9cm)から7寸(約21cm)ほどのものがよくみられます。一般に、仏壇の中では、先祖の位牌より、子孫のものが大きくならないように配慮する場合もあります。

板位牌の実際

会津若松、京都、名古屋、和歌山などは、国内の主な位牌の産地になります。国産のものは、高級品が中心になっています。

一方、中国、ベトナムなどからの輸入品も増えています。部品のみ海外生産にして、組立は国内で行うケースも増えています。

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