「開祖」に関連する用語一覧

栄西

栄西とは、臨済宗の開祖で、鎌倉初期の僧侶です。比叡山で天台を学んだ栄西は、2度にわたる宋への渡航で、47歳の時に天台山万年寺の虚庵懐敞になり、4年間禅を学びました。臨済禅を日本に伝えたことで知られています。帰国の際に茶の実を持ち帰り、北九州にそれを広めたといわれています。日本にお茶を飲む習慣を広く知らしめました。茶の栽培法だけでなく...続きを読む

空海

空海とは、真言宗の開祖で、平安初期の僧侶です。18歳で官僚を養成する大学へ入学するものの、退学して山林修行を始め、遣唐使の一員として31歳で唐へ留学しました。2年後、書物や仏具を携えて帰国します。帰国後は先に帰国していた最澄との交友が始まるものの、10年後には決裂します。高野山に密教修行の場をつくる許可を嵯峨天皇から得て、高野山金剛...続きを読む

親鸞

親鸞とは、浄土真宗の開祖で、鎌倉初期の僧侶です。9歳で比叡山で天台宗を学んだあと、法然の専修念仏の門に入りました。のちの念仏停止において法然は四国へ、親鸞は越後に流罪になりました。4年後に赦免されてからは、関東地区で布教し、60歳ごろに京都に戻りました。90歳で亡くなるまで、著述や門弟の指導に努めたといいます。続きを読む

最澄

最澄とは、平安時代の僧侶です。日本天台宗の開祖で、俗名を三津首広野といいます。近江国、現在の滋賀県に生まれ、14歳で得度し、最澄と名前を改めました。奈良時代から続く官寺仏教に疑問を抱き、比叡山で修行しました。延暦23年、空海とともに唐へ渡り、翌年に帰国して日本天台宗を開創しました。続きを読む

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