「日本」に関連する用語一覧

高齢化社会

高齢化社会とは、国際連合の定義により、65歳以上の高齢者が総人口の14%を超えた社会を高齢社会と定めています。 それに対して、現在の日本の高齢化率は27.3%となっており、非常に高齢者の比重が高くなっています。65歳~74歳の前期高齢者は総人口に対して13.9%、75歳以上の後期高齢者は総人口に対して13.3%の割合を占めています...続きを読む

シニア割

シニア割引とは、特定の年齢以上の人が受けられる割引特典サービスの一種です。 シニア割引は、企業によってサービス内容や年齢制限が異なります。 多くは60歳以上、もしくは65歳以上からを対象にシニア割引を設けていますが、50歳以上や55歳以上から受けられるサービスもあります。 高齢化にともない、旅行や航空業界をはじめ、鉄道業界や飲食...続きを読む

団塊の世代

団塊の世代とは、戦後の第一次ベビーブーム期(1947~1949)に生まれた世代のことです。堺屋太一の同名小説に由来しています。この3年間に生まれた人口は800万人に上り、他の世代に比べ突出して人口が多くなっています。同年代の人口が多いため、1クラス50~60人もの生徒が授業を受けるなど、常に競争にさらされてきました。戦後の高度経済成...続きを読む

健康寿命

健康寿命は、健康上の問題がない状態で制限されることなく日常生活を過ごせる期間を指します。2000年にWHO(世界保健機関)が提唱しました。何年生きたかを表す寿命から健康寿命を差し引くと、日常生活に制限がある「不健康な」期間が何年あったかが分かります。寿命と健康寿命の差が大きいほど、介護や医療など周囲や制度の手助けが必要な期間が長くな...続きを読む

早期退職

早期退職とは、定年(60歳ないし65歳)を迎える前に勤めていた組織を退職することです。早期退職優遇制度を指す場合もあります。退職金などが優遇される早期退職優遇制度は2種類あります。1つ目は、会社の業績にかかわらず人事制度として随時募集しているものです。選択定年制とも呼ばれます。もう1つは、会社が業績の悪化による人員整理などを理由に臨...続きを読む

落雁

落雁は、和菓子の一種です。干菓子の代表的なもので乾燥して水分のないお菓子です。打物とも言われ、木型に入れて抜き固めて作ります。茶席を始め、仏事やお祝いの席のお菓子として使われるものです。米、麦、大豆、ソバの実などを材料にした粉に、水あめや砂糖などで甘味をつけ、着色して型に詰めて乾燥させて作ります。餡や栗などを入れたものもあります。続きを読む

ハロウィン

ハロウィンは、10月31日に行われるお祭りです。古代ケルト人の暦で10月31日が1年の終わりであったことから、夜間に死者の霊が家族を訪ねてくる日と信じられていました。そのため、精霊や魔女から身を守ることを目的に、仮面をかぶったり、たき火をたいたりしていました。その後、古代ケルト人と古代ローマ人がブリテン島を征服し、両民族の祭りが混ざ...続きを読む

金剛杵

金剛杵は、仏教の修法に用いる法具で外道悪魔や煩悩を破るとされています。杵のような形をしていて、中央の握る部分が細くなり両端に刃や鋸がついています。刃の形や数などで種類はいろいろあります。真鍮や鋼といった材料を用いて作られます。インドのバジラといわれる武器からきています。雷をかたどったものともされていて、雷霆神インドラの持ち物としても...続きを読む

庚申塔

庚申塔は、60年に一度の庚申の年建立されたもので、主に集落のはずれの村の境目などに置かれていました。道祖神のように村や辻の守り神の役割を果たしていました。江戸時代の初めに建立が広く行われるようになりました。奈良時代に中国から伝来した道教に由来した庚申信仰は日本の信仰と結びついて発展しました。庚申信仰では、人の体内には三尸虫という虫が...続きを読む

朱印

朱印は、神社や仏閣に参拝すると押印してもらえるもので、御朱印(ごしゅいん)ともよばれています。朱印帳を準備して、複数の朱印を集める集印を行う人もいます。和綴じの屏風折のもので、仏具店などでも入手することが可能です。寺院や神社の職員や僧侶、神職などが押印してくれ、その下に手書きで寺院名や参拝日などを書いてくれます。続きを読む

霊場

霊場とは、霊験あらたかな場所のことです。一般的には神社、寺院といった宗教施設や、聖人の誕生地、居住地、墓などといったゆかりのあるところなどがあげられます。特定の宗教の発祥地、本山など古くから信仰の対象になっている神聖な土地です。続きを読む

返還墓地

返還墓地とは、墓地で返却されて再募集するお墓の区画に用いられる用語です。主に用いられる場面としては、公営墓地などで区画の公募が発表された際などに「返還墓地」と記されています。墓地を使用している人が、別の墓地を求めたり、次の世代で墓を受け継ぐ人がいないなどの理由から、墓地の使用権利を返還すると、その区画は再募集の対象になります。日本に...続きを読む

葬儀社

葬儀社とは、葬儀に必要な支度を調達し、葬儀を執り行う役割を請け負う仕事を行う会社です。また、葬儀を行う仕事やそれに就業する人のことを指します。葬儀や葬祭を執り行う際には、公的な資格や免許はありません。誰でも葬儀社を始めることができます。民間資格の中には、葬祭ディレクター、仏事コーディネーターといったものがありますが、必須条件ではあり...続きを読む

鬼子母神

鬼子母神は安産や育児の神です。法華経護持の神でもあります。天女が胸に子どもを左手で抱いて、右手には吉祥果を捧げています。鬼子母神は、日本だけでなくインドでも安産、子育て、子宝に恵まれるとされています。鬼子母神はまた、『近光明最勝王経』や『孔雀王』で法華経護持の神として説かれていて、日蓮宗のお寺でも見ることができます。続きを読む

家系図

家系図とは、その一族の代々の系統が書かれたものです。日本の家系図は主に家督相続の継承の系統を表したものです。江戸時代の家系図などの中には、その人物の生没年だけでなく、最高官位、経歴などを書き入れたものもあります。家に付属する財産、所領、職業の継承を特記したものが多く、寺院では僧侶の法脈、血脈、寺院の住持の歴代、学術、武術などの諸芸の...続きを読む

天照大神

天照大神とは、伊弉諾尊の子で、記紀神話の女神です。太陽を神格化した存在とも言われています。伊勢の大神宮に祀られ、皇室の祖神でもあります。日本神話に登場し、日本民族の総氏神であるとされています。伊奘諾尊が禊で左目をあらったときに生まれたとされています。続きを読む

メメント・モリ

メメント・モリとは、memento moriというラテン語で、「いつか必ず訪れる死を忘れるな」という意味があります。「死を記憶せよ」と訳されることもあります。戦に勝利すると、将軍の凱旋パレードでは後ろに使用人を置き「メメント・モリ」と言わせてることで、今日は勝利でも明日は何が起こるかわからないから、気を抜かないようにさせていました。続きを読む

依代

依代とは、神霊が寄りつくもの、神霊の憑依物のことです。樹木、岩石、人形、人間などが依代として考えられています。また、神体や神域のことを依代と言います。古く日本には、八百万の神という言葉があるようにあらゆるものに神や精霊や魂が宿ると考え、自然やものへの感謝と畏怖をこめた習わしが多くあります。そのため、岩や古木などを祀り、注連縄を飾って...続きを読む

禰宜

禰宜とは、神社における神職の職名のひとつです。一般的な神社では、上から宮司、禰宜、権禰宜の順になっていて、禰宜は宮司を補佐する立場の職位です。禰宜は、ねぎらうの語源でもある「ねぐ」から来た言葉で、ねぐという言葉を目上の人に使う場合には「祈ぐ」と書き、祈る、祈願するという意味もあります。神の心を和ませ、その加護を願うという意味です。禰...続きを読む

国教

国教とは、国が特定の宗教を公認、統制、保護する宗教のことです。国教のある国では、その宗教の教義が、その国を統治する際の根本原理になっています。国家行事でもその儀礼にのっとって行われます。キリスト教を国教としているのは、アルゼンチン、コスタリカのローマ・カトリック、ギリシャ、フィンランド、キプロスの正教会、イングランドの聖公会などがあ...続きを読む

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