「クリスチャン」に関連する用語一覧

前夜祭

前夜祭とは、キリスト教の通夜にあたるものです。カトリックでは通夜の儀とも呼ばれています。通常、故人が所属する教会で行われることが多く、喪主、遺族、親族が前の方の席に、他の参列者は席順にこだわらずに座席につきます。キリスト教では、死は天に帰るということで、必ずしも悲しいことではないという考え方を取ります。前夜祭では、賛美歌を歌ったり、...続きを読む

ミサ

ミサとは、カトリックの典礼で、キリストの死と復活を記念したものです。プロテスタントでは聖餐式にあたるものです。ミサには、司祭が会衆の方を向いて行う対面式と、司祭が東の方向を向き、会衆に背中を向けて行う東面式(背面式)の2種類あります。1960年代に第2バチカン公会議が「多様性における一致」を認めたことで、典礼の大刷新が行われたことを...続きを読む

福音

福音とは、福音書に記されているキリストの生涯や教えのことを表す言葉です。キリストの十字架での死と復活により啓示された救いが教えとなります。福音にはまた、喜ばしい知らせという意味があります。英語では gospel となり、神の救いの物語から来た言葉であることがわかります。続きを読む

洗礼

洗礼とは、キリスト教徒になるために行われる入信儀式です。全身を水に浸す「浸礼・しんれい」、頭に水をそそぐ「潅水礼・かんすいれい」、ぬれた手で頭を押さえて、水に沈めるようなしぐさをする「滴礼・てきれい」の主に3種類の方法で、洗礼の儀式が行われます。水を用いて罪を洗い清めるという儀式になります。キリスト教におけるサクラメントの一つで、ユ...続きを読む

宣教師

宣教師とは、キリスト教を布教する目的で異教国へ派遣される伝道者を指していう言葉です。現代においては、一般的に新しい教えを普及する人としても使われている言葉です。司祭にかかわらず、一般信者も宣教団体などを通じて、布教に派遣されることがあります。また教会や団体を通さず、自分の意思だけで異国への布教活動へ赴く人もいます。派遣先では、布教活...続きを読む

弔意

弔意とは、人の死を悼む気持ちです。お悔やみの言葉を述べる際には、弔意だけを述べ、言葉は少なめにしておくことがよいでしょう。また通夜や告別式に参列することが難しい場合は、弔電を打つこともできます。弔電はとりあえず弔意を示すためのもので、葬儀が終わってから送るのは失礼にあたるため避けた方がよいでしょう。告別式の前には届くよう、手配するの...続きを読む

大日如来

大日如来は宇宙そのもの、宇宙の全て、森羅万象であるとされており、この世の最高位の存在、根本仏とも言われています。このような説明ではなかなか理解しづらいと思いますが、つまり人智を超えた果てしなく大きく、果てしなく尊い存在ということになります。例えばキリスト教で言えば、イエスキリストは神の子であり、神の言葉を人々に広めるために使わされた...続きを読む

十字架

十字架とは、イエスキリストが磔刑にされたことから、キリスト教の象徴とする十字形のものです。贖罪の犠牲になったキリストの苦難、人類救済のための自己犠牲、罪や死に対する勝利、愛などのシンボルとして、礼拝の対象となっています。立体のものを十字架、平面に書かれたものを十字と呼んでいます。続きを読む

賛美歌

賛美歌とは、キリスト教の神や聖人をたたえた賛美の歌です。一般民衆が歌うために作られた歌で、信仰を励ます歌です。礼拝や集会などで一斉に歌うことが多いものです。プロテスタントを中心に、西方教会で歌われるものを指します。これに対してカトリック特定の典礼歌は、賛歌と呼ばれています。祈?書にある祈りの言葉を音楽的に詠むものです。続きを読む

イスラム教

イスラム教とは、アラビアのメッカ、現在のサウジアラビアで預言者のムハンマドが創唱した宗教をいいます。ユダヤ教やキリスト教と同じ一神教で、偶像崇拝を禁止し、コーランを唯一の聖典とします。信仰は六信といわれる、唯一の神アッラー、天使、コーランの啓典、預言者、終末と来世、天命を信じることが信仰内容になっています。五行という基本的義務があり...続きを読む

聖書

聖書とは、ユダヤ教やキリスト教の聖典で、旧約聖書と新約聖書の総称です。ユダヤ教徒にとっては、旧約聖書が唯一の聖典となりますが、キリスト教徒は双方を聖典としています。旧約聖書は部分的にヘブライ語やアラム語で書かれています。新約聖書の一部はギリシャ語で書かれています。聖書は古代イスラエル民族と原始キリスト教との歴史の流れの中、一人の登場...続きを読む

宗教

宗教とは、神や仏といった超自然的な存在に対しての信仰や、それにかかわる営みを指す言葉です。神仏の教えを信じることで、安らぎを得たいとする心の働きのことです。英語のreligionは、ラテン語のreligioからきた言葉で、神様を崇敬し、畏怖するという意味があります。世界三大宗教は、仏教、キリスト教、イスラム教の三つです。続きを読む

仏教

仏教とは、紀元前5世紀ころ、釈迦がインドで始めた宗教です。釈迦が菩提樹の下で悟りを開き、80歳で入滅するまでに説いた教説が基本となっている宗教です。当時のバラモン教の影響下で、批判的なものとして発生したとも言われています。キリスト教、イスラム経と並び世界三大宗教の一つとされ、世界中に約5億人とも言われる教徒がいるといわれています。日...続きを読む

寺院

寺院とは、宗教活動の中心となる建物や場所をさします。イスラム教やキリスト教などにおける礼拝施設とその敷地を指す言葉であると同時に、仏教における寺とその境内を表す言葉です。仏像が安置され、僧侶が住み、修行する場所でもあります。続きを読む

寺請制度

寺請制度とは、江戸時代にキリスト教を排除する目的で「すべての人は寺院の檀家となり、寺院から寺請証文を受け取ること」を強要した制度です。檀家は特定の寺院に所属することでお布施を払い、葬儀や法要の一切をおこなってもらうことになります。寺院はお布施で潤うことになりますが、同時に檀家の管理を請け負う責任を持たされることになりました。事実上寺...続きを読む

返礼品

返礼品とは、通夜や葬儀に参列してくれた人へ、お礼状をつけて渡す品物のことです。会葬返礼品は、香典をいただいていない場合でも、弔問客の全員に渡します。香典返しは香典をいただいた方に返礼品を送ります。当日、葬儀の会場で渡すケースと、忌明けに送るケースとがあります。通夜に一般会葬者にも料理を振る舞う(通夜振る舞い)地域では、通夜に弔問して...続きを読む

香典返し

香典返しとは、忌明け法要(四十九日)が終了後、法要が無事に終わったという報告を兼ねたお礼のことをいいます。香典返しを行うタイミングは、忌明け当日から一ヶ月以内が妥当とされ、挨拶状を添えてお渡しします。仏式の場合は「(忌明)志」神式の場合は「偲草または志」と表書きし、結び切りの水引をかけます。キリスト教式の場合、水引はかけません。水引...続きを読む

穢れ

穢れとは、神道や仏教の観念のひとつで、私たちが触れている時間や物体、肉体や行為などが清浄ではない状態を「汚れており、良くない状態」と捉える考え方です。ここでいう穢れ(汚れ)は内面的なものであり、それは永続的なものだとされます。また、ユダヤ教およびキリスト教では、穢れを罪という言葉で聖書に表しています。続きを読む

ホスピス

ホスピスとは、末期がんなどで、命を脅かすような疾患に苦しんでいる患者と、その家族に対しては過酷な延命治療を行わず、緩和治療を中心に行うことで、患者のクオリティオブライフを改善するための施設や治療をいいます。中世ヨーロッパにおける旅の巡礼者を泊めた教会から語源を得ています。行き倒れや病気の旅行者を収容して、看病やケアを行った看護収容の...続きを読む

香炉

香炉とは、香料を加熱して、香りを発散させるために使う器のことをさします。仏具においては、灯明、花瓶と合わせて、三具足、五具足と言われる重要なものです。三具足の場合は、向って左側に花瓶、中央に香炉、右側に灯明のロ-ソク立を配置します。五具足は、左右の外側に花瓶を2つ、その内側にロ-ソク立を2つ、中央に香炉を1つ配置します。また、キリス...続きを読む

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