「インド」に関連する用語一覧

六道

六道とは、人が死んだら生まれ変わるという6つの世界のことです。人は良い行いをしていれば極楽へ行けるが、悪いことをしていると地獄へおちるといわれます。天道を頂点に、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道からなる六道は、人間界での生前の行い次第で、次の行先が決まるといわれています。インド神話を起源に持つ考え方です。輪廻転生は、人は死んだ...続きを読む

梵字

梵字とは、インドで使われているブラーフミー文字の漢訳名といわれています。インドから仏教と共に中国から日本に伝来し、密教とのかかわり合いで神秘化された文字として使われたものです。また、サンスクリット語を表記するための文字とも言われています。梵字は、インドに紙がなかったためその多くは貝葉(椰子などの植物の葉を加工したもの)に書かれた文献...続きを読む

往生

往生とは、この世を去ったのち、他の世界に往って生まれ変わる事を言います。端的に、死ぬことを往生と指すこともあります。死後、念仏の功徳によって阿弥陀仏の国土である極楽浄土へ往って生まれ変わる事をさしています。死者が極楽浄土へ往き生まれ変わることで仏になり、悟りを開くことを願った行為です。そのため、極楽浄土へ往き生まれ変わることだけでな...続きを読む

火葬率

火葬率とは、遺体を埋葬する方法として火葬を用いる割合のことです。火葬は、諸外国でも行われている遺体を葬るための手段の一つであり、遺体を焼却することです。遺体を焼却した後、壺(骨壺)に入れて墓や納骨堂に納めます。火葬はインドが発祥とされており、仏教の伝来とともに中国や朝鮮半島などにも広まり、日本においては文武天皇4年(700年)、僧侶...続きを読む

五輪塔

五輪塔は、平安中期から使われた墓石、供養塔です。石でできていて、5つの輪が重なった形を持つのが特徴です。五大を象徴しているといわれていて、下から地・水・火・風・空と、古代インドにおける宇宙の構成要因を表しているといいます。それぞれ方形・円形・三角形・半月形・宝珠形の石材を順に積み上げてつくります。宝珠形(空)半月形(風)三角形(火)...続きを読む

卒塔婆・塔婆

卒塔婆とは、供養のために用いる細長い板のことです。卒塔婆は、故人や先祖を供養する追善供養の目的で立てられます。塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いによって、故人の冥福につながると考えられています。また塔婆供養が先祖への善だけでなく、自身の善い行いとしても奨励されています。卒塔婆の起源は?そもそ...続きを読む

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