「お墓・霊園」に関連する用語一覧

河北山崎

河北山崎は、中国産の石材で、河北省の原産です。中国山崎の代替としても人気の輸入御影石です。ロイヤルグレーと呼ばれることもありますが、フィンランド産のバルチック・ロイヤルグレーとは別の石材です。山梨県産の山崎石は高級品として知られおり、風合いが似ているということで、河北山崎の名前がついたともいわれています。目が細かく、黒っぽい色の濃い...続きを読む

真壁石

真壁石とは、白っぽい色に特徴がある良質な花崗岩です。真壁御影とも言われています。茨城県と近郊が産地で、墓石の材料として人気があります。真壁石は、筑波山系の加波山付近で産出されています。ふもとには桜川市(旧真壁町)があります。歴史の古い石材の産地として知られています。続きを読む

古墳

古墳とは日本で3~7世紀にかけて築造された墳丘のある墓を指します。墳丘墓の中でもこの時期のものを区別して古墳と呼びます。古墳は世界各地にあり、国家統一の初期に出現しており、古墳は当時の権力者の象徴ともなっています。大きな古墳には装飾品、亡くなった権力者の殉死者の役割をする埴輪などが収められ、権力の大きさが規模の大きさに比例していると...続きを読む

亀甲墓

亀甲墓は、沖縄県に多くみられる墓で、墓室の屋根が亀甲の形をしているため、この名がついています。琉球王国では、士族の墓とされていましたが、明治12年琉球藩から沖縄県になったのをきっかけに、庶民にも急速に普及しました。沖縄戦の被害と、戦後の米軍命令で、首里・那覇にあった多くの亀甲墓は失われてしまいました。戦時中は防空壕がわりに利用されて...続きを読む

外人墓地

外人墓地とは、駐在外国人の墓地のことです。一般的に、長期滞在の外国人や、日本で没した外国人が永眠する墓地で、軍事墓地とは区別されているものの、戦時中に戦火で命を落とした外国籍の人や、捕虜だった人の多くが眠る外人墓地もあります。日本には、神戸、函館、長崎、那覇、東京、横浜にそれぞれ外人墓地があります。埋葬されているのは、政府との関係の...続きを読む

仏舎利

仏舎利とは、入滅した釈迦の遺骨のことです。釈迦が亡くなった後、統治部族のマウラ族が、最初に仏舎利の専有を訴えたため、周辺の仏教国との間で争いが発生しました。その後、遺骨は八分され、残った灰は二つに分けて周辺の10カ所の寺院に祀られたのが、仏舎利の始まりと言われています。仏舎利の舎利は「遺骨・遺体」を意味するサンスクリット語の「sar...続きを読む

説教

キリスト教の説教は、牧師や伝道者が教義や教典を口頭で説き明かすことを言います。説教をするには、聖書の心理をひとつの主題に基づいてメッセージとして伝える必要があります。プロテスタント教会では、説教を通して布教活動を行います。古代キリスト教会では、礼拝で聖書を朗読し、聖書の意味を人々に説教することが重要とされてきました。その後カトリック...続きを読む

主の祈り

クリスチャンが神に祈りをささげる時には、あらかじめ決まっている成文や自由な形式の祈祷を用います。主の祈りに節をつけて歌う教派もあります。主の祈りは、成文化された祈りの代表的なものです。新約聖書をもとにしていますが、内容は教派によって若干異なります。イエス・キリストが弟子に教えたと新約聖書にあるように、キリスト教のほぼ全ての教派で、成...続きを読む

墓友

墓友とは、共同で墓を購入して、同じ墓に入る友人、知人同士をさした言葉で、墓友達の略語です。生前に永代供養の契約を行い、契約者同士で親睦を深めて墓友のような人間関係を形成しておくというサークルもあります。同じ敷地内にお墓を構えるのだから、少しでも相手のことを知っておきたいという考えから、句会などの共通の趣味を通して、グループ単位でイベ...続きを読む

御影石

御影石とは、兵庫県の御影村(現在の神戸市東灘区に位置する)で産出された花崗岩の呼び名でした。現在では広く御影石と同様に硬度が高く、美しい石という意味で使われている言葉です。本来の兵庫県産のものは、本御影石と言って区別し、最高級品として高額で取り引きが行われています。御影石には色合いによって、白御影石、青御影石、桜御影石、黒御影石、赤...続きを読む

遺灰

遺灰とは、故人を荼毘に付して残った灰状の遺骨のことです。最近では、海洋散骨、手元供養など新しい供養の方法の増加に伴い、遺骨を粉末化して遺灰として供養するケースも増えています。続きを読む

墓石

墓石とは、墓の標し(しるし)として建てる石のことです。墓石を指して墓ということもあります。法律用語で墳墓とされるものは、遺骨や遺体を納めるためのもので、この場合は、墓石だけでなく、カロートや境界石、外柵までも含めて墳墓としています。墓石には一般的に、故人の戒名、姓名、没年などを刻みます。先祖や故人をしのび、遺された人が定期的にお参り...続きを読む

洋型(お墓)

古くから日本のお墓の一般的な形として使われてきた凸型縦長のお墓に対して、最近では大人の膝ほどの高さの洋型のお墓が増えてきました。洋型のお墓は墓石の量が少なくて済むので和型のお墓より費用が抑えられること、また比較的、敷地面積が限られていても見栄えがするなどの理由から墓地契約の際の永代使用料(いわゆる土地代)が抑えられるという特徴があり...続きを読む

和型(お墓)

お墓といえば凸の形のものが多くを占めていましたが、最近では和型よりも高さの低い洋風な雰囲気のお墓を建てる人も増えてきました。お墓の注文などの際に間違いがないよう区別する意味もあり、「和型のお墓」「洋型のお墓」という区別がされるようになりました。費用的には和型のお墓のほうが比較すると高い状況です。墓石の種類は和型・洋型に関わらず希望に...続きを読む

分骨証明書

分骨証明書とは、お骨を分骨する際に発行してもらう書類です。希望によりお骨を2か所以上に分けて納骨したいというケースが発生した場合、2箇所目以降に納骨する際に必要になる書類です。お骨は法的には「ご遺体の一部」という事になっていますから、納骨(埋葬)する際には「埋葬許可証」というものが必要になります。もし埋葬許可証なしに遺体を埋葬したり...続きを読む

生涯未婚率

生涯未婚率とは、50歳時点で結婚をしていない人の比率をあらわす数値です。厳密には人口に占める生涯未婚だった人の割合とは異なりますが、50歳時点で結婚経験のない人は、生涯独身である可能性が高いという考え方から、50歳の未婚者の割合を出して、生涯独身である人の割合の目安としています。計算方法としては、「45歳~49歳」と「50歳~54歳...続きを読む

少子化

少子化とは、出生率が持続的に低下して、子どもの数が減少することをいいます。先進国には共通した社会問題で、日本にも同様の問題があり、平成15年に少子化社会対策基本法が施行されています。親世代より子ども世代の人数が少ないという人口減少時代に突入した日本では、既存の檀家制度が立ち行かなくなることが予想され、葬儀や墓に対する意識の変化と併せ...続きを読む

守秘義務

守秘義務とは、業務で知りえた秘密は、口外しないという義務で、一般的には、弁護士、医療関係者、公務員などが負う義務ですが、葬儀社にも同様に、秘密を守る義務が課せられています。会社で重要な人物が急逝した場合は、会社にとっては大きな危機でもあり、事前に情報を漏えいされては社外的に影響が出てくるケースがあります。また、一般葬であっても葬儀社...続きを読む

シャニダール

シャニダールとは、イラク北部のクルディスターンにある洞窟遺跡です。1960年にアメリカの人類学者ラルフ・ソレッキらが、9体のネアンデルタール人の骨を発掘した場所として有名です。4層の文化層(時代ごとの地層の重なり)が確認され、最下層からシャニダール人とも言われる、約5~6万年前の旧人の骨が発見されました。9体のうち4体については、落...続きを読む

宗教法人

宗教法人とは、宗教法人法に基づいて、法人格を与えられた宗教団体のことをいいます。公益法人の一種で、神社、寺院、教会や、それを包括する教派、宗派、教団などが宗教法人になります。非営利団体で、公益事業が行え、税制面で特典があるといわれていますが、具体的には、宗教法人は収益事業に対してのみ課税し、一般事業の税率とは異なる低率の税率で課税さ...続きを読む

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