「仏壇」の検索結果

仏壇の用語

仏花

仏花は、墓参りの際に用意をしたり、仏壇に手向けたりする花の総称です。仏具の三具足には花立がありますが、花を手向けることが供養のひとつと考えられています。また、厳しい環境に耐えて花を咲かせる姿が、修行の誓いであるという考え方もあります。お墓や仏壇に花を供える際には、左右に供えるので、基本的に二束用意するようにします。花種は菊、小菊、カ...続きを読む

木柾

木柾は、仏教の法具のひとつです。日蓮宗や法華宗の寺院の須弥壇や家庭の仏壇で題目をあげる際に用いられる打楽器です。他の宗門における木魚にあたる法具ですが、木魚とは形体や音色に違いがあります。畳台や座布団のような台の上に乗せて、唄題や読経の際に先端に木製の球がついたバチで叩き拍子をとります。平たく低い形体で、円形だけでなく、四角形の枕型...続きを読む

ほおずき

ほおずきは盆花の代表的なもののひとつです。お盆には精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。先祖や亡くなった人が迷わずに戻れるよう、ほおずきの花を提灯に見立てて盆棚や仏壇に手向けます。ほおずきは枝付きのものを求め、飾りつけをします。昔は電気もなく、日暮れ時には提灯やロウソクを用いて灯りをとりました。夜道は今よりもず...続きを読む

月参り

月参りは、故人の月々の命日に寺院から僧侶に来てもらい、家族で供養を行うことを言います。月命日の法要のことを言います。僧侶に読経をしてもらわない場合でも、家族で故人の好きだったものを供えて、仏前で供養をするのが一般的です。月命日には、仏壇や仏間を掃除し、花や季節の果物などをお供えするなどします。続きを読む

忌明け

忌明けとは、家族・親族を亡くした遺族が故人の冥福を祈って喪に服していた忌服(故人の冥福を祈り、喪に服す)期間を終える日を言います。または、その日を迎えたことを言います。この忌服期間は宗教により異なり、仏式の場合は四十九日までを「忌中」とし、1周忌までを「喪中」とします。神式の場合は五十日が忌明けに相当します。仏式の場合は、多くの宗派...続きを読む

曹洞宗

曹洞宗は、禅宗の一つです。鎌倉時代に道元が中国から日本へ伝えました。本山は、福井県の永平寺と横浜市の総持寺です。坐禅を修行の中心に据え、只管打坐というただひたすらに坐禅を行うことを、最も重視します。即心是仏という、坐禅の状態で日常生活を生きていくことを説きます。禅戒一如とも言い、坐禅で学んだことが、生活に現れるという考えからです。南...続きを読む

祥月命日

故人の亡くなった月日と同じ月日を、祥月命日(命日・忌日)と呼びます。例えば7月1日に亡くなった場合、毎年の7月1日が祥月命日になります。祥月命日と月命日の違いは?月命日とは、故人の亡くなった日と同じ日をいいます。つまり、祥月命日(亡くなった人同じ月日)は、年に一度だけですが、月命日は、祥月命日を除いた毎月にあたるため、年に11回の月...続きを読む

供養

供養とは、仏や菩薩、諸天などの相手に尊敬の念から香華(こうげ)、燈明、飲食(おんじき)などの供物を心から捧げることを言います。サンスクリット語が元になっているといわれ、「尊敬」を意味する言葉の訳と言われています。死者の霊に供物を捧げるなどして、冥福を祈ることを言いそのことを追善供養と呼びます。続きを読む

初彼岸

初彼岸とは、故人が亡くなって初めて迎えるお彼岸のことをさします。初彼岸は、故人が初めて悟りの世界、極楽浄土にいくといわれています。彼岸は春と秋にあります。春分の日と秋分の日の前後三日間を合わせた七日間です。彼岸という言葉は、もとは到彼岸のという言葉の略だといいます。彼岸は向こう岸を表し、それは煩悩を断ち切って悟りの世界だとされていま...続きを読む

臨済宗

臨済宗は、禅宗のひとつです。中国禅宗の五家七宗の一つが、鎌倉時代に明庵栄西が日本に伝えました。看話禅は、師匠が出す公案という問題を、弟子が、体全体で答えを見出す中で、理論を超えた真実を探すというものです。また、師匠と二人きりで対面し、弟子が提示した結果を、師匠が検証する参禅を行うことで、体得しました。浄土宗、浄土真宗の念仏を唱えて極...続きを読む

宗旨替え

宗旨替えとは、広義に言えば自分が信仰している宗旨宗派を変更することです。仏教なら仏教の中で宗旨宗派の変更を行うなど、同じ宗教間での変更を指す言葉です。狭義で言えば、寺請け制度の菩提寺を別の宗旨の寺に変更することをさします。その寺院の檀家をやめて、別の寺の檀家になることです。続きを読む

南無釈迦牟尼仏

南無釈迦牟尼仏とは、釈迦牟尼仏に帰依しますという意味です。天台宗の宝号や曹洞宗の本唄名に使われています。釈迦牟尼仏は、お釈迦さまのことです。釈迦族の牟尼(聖者)という意味です。南無は『すべてお任せします』という意味です。仏壇の中心も釈迦牟尼仏を本尊としてまつります。曹洞宗では、われわれは皆仏の子であり、生まれながらに物心を持っている...続きを読む

花立て

花立ては三具足のひとつで、香炉、燭台、花立ての中のひとつです。花立てを置く位置は、本尊に向かって左側になります。真ん中に香炉、右側に燭台を置きます。これが五具足になる場合には、香炉を中心に燭台を一対、花立てはその外に一対という形で設置します。平常時には三具足、大きな仏壇では五具足と言いますが、地域や宗旨、宗派、菩提寺の考え方などによ...続きを読む

勤行集

勤行集とは、朝夕に読経を行う際に手元に置く、日常のお勤め用のお経本です。抜粋になっていて、読経しやすくなっています。じゃばらの製本になっているものを選ぶと、ページも追いやすいです。宗旨宗派によって、日常の勤行に読むお経もさまざまですから、勤行集もそれぞれのものを使います。小冊子になっているものが一般的です。仏壇の前に経机を置き、勤行...続きを読む

経机

経机とは、読経の時に経典を載せて使う机のことです。一般家庭では、仏壇の前に設置して、香炉や鈴などを載せて使用しています。黒や朱の漆塗り、唐木など仏壇に合わせた材質のものを選びます。36cm〜90cm程度の大きさです。サイズは尺貫法になっています。大きさは天板の巾をはかったものです。家具調仏壇の流行もあり、デザインがモダンなものや、収...続きを読む

旧のお盆

旧暦の7月13日から15日にかけて行うお盆を、旧のお盆といいます。伝統的にはお盆は、旧暦の7月15日にお祝いされたものです。しかし明治6年1月1日の新暦採用以降は、新暦でお盆を祝うようになりました。この際、旧暦のお盆の廃止勧告が出たことなどもあり。旧暦盆でお盆をお祝いする地方は、圧倒的に少なくなりました。沖縄、奄美などでは、旧暦の7...続きを読む

新のお盆

新のお盆は、7月15日のお盆を、旧暦のお盆と区別するときに使う言葉です。お盆は、地方によって7月と8月に行う違いがあります。そこで新暦の7月中旬を「新のお盆」、旧暦の7月中旬は約一か月ずれ込んで8月中旬となるため、8月のお盆を「旧のお盆」とよんで、これを区別しています。一般に新盆(にいぼん)は、亡くなった人が迎える最初のお盆を指す言...続きを読む

盆棚

盆棚は、お盆に先祖に供物を供えるための棚です。仏壇の前に設置することが多いものの、従来は庭先や座敷、玄関などに臨時の祭壇を作りました。地方によっては、お墓に盆棚を飾るところもあります。いつから盆棚を設置するかは諸説あり、お盆を迎えるの8月13日に飾る場合も多いですが、地域によっては7月7日の七夕は、棚幡から来たということから、7日の...続きを読む

盆提灯

盆提灯は、お盆にご先祖様を供養するため、仏壇などの前に飾ります。また、送り火同様、先祖の霊が迷わずに家まで戻ってこれるように、目印の役割をします。盆提灯は親戚や故人と親しかった人が用意して贈るという習慣があります。2つで一対になっているのが一般的ですが、必ずしも2つ飾る必要があるわけではありません。続きを読む

棚経

棚経とは、僧侶が一軒一軒檀家を回り、お盆のお経をあげることをいいます。棚経の棚は、盆棚、精霊棚の棚からきています。お経も仏壇の前に限らず、精霊棚の前で読まれることもあります。盆棚は、供物を飾る棚で、庭先や座敷に飾られます。最近では仏壇の前に設けることが多くなっています。続きを読む

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