退去の手続きは?

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有料老人ホーム、介護施設などを退去しなければならないのは、どんな時でしょうか。

どんなときに退去するの?

大きく3つ、可能性のある理由を挙げます。

体調の悪化

持病が進行したり、合併症で新しく病気が見つかったり、老化が進み介護度があがったり・・・ということがあり、入居している施設のスタッフや医療設備では対応ができなくなってしまったら、残念ながら対応が可能な医療施設などに移動することになります。

サービス・設備への不満

入居前に見学や体験入居などで確認していても、実際は考えていた生活を送れない、介護施設やサービスが思っていたのと違う、という時に、より満足が得られる施設に移動するために、退去する可能性が考えられます。

施設からの契約解除

本人や家族の意向ではなく、施設側から退去の申し出があるケースも考えれられます。

規約の項目に事前に目を通しておくとよいでしょう。例えば、賃料や月額利用料の支払いの滞納や、他入居者への迷惑行為などが該当項目としてあります。

手続きの流れ

退去に関する手続きは、各施設の設けている規定にのっとって行われます。一般的には1ヶ月前までに、施設に退去希望を申し出、退去・精算手続きなどに入ります。

注意点

退去の際に注意したいのは、入居一時金の返金でしょう。厚生労働省が2012年に行った法改訂では、短期間で退去をする場合は、一時金は原則全額返還するとなっています。

基本的には入居時の契約書に、退去に際しての精算方法が明記してあります。契約書に明言されていない内容に関して、請求することはできません。

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