終活~自分のペースで準備しましょう~

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終活(しゅうかつ)」とは、ここ数年聞かれるようになった言葉で、「自分らしい旅立ち」をするために生前から自分の葬儀など、亡くなった後の準備をすることを意味します。

自分の今を整理することで残りの人生をどう生きるか見つめなおすきっかけにもなると言われています。

また、現実的な問題としてお墓だけでも「継いでいけるのか?」「継いでいけない場合はどうしたら?」といったように考えておく必要がある問題が多々あります。

終活における選択肢は増える一方という状況で、自身や家族のこれからを考えたうえで整理や準備をしておくことで、もしもの時の家族や周囲への負担軽減になります。

子育てや仕事に忙しい時期にはなかなか考えにくいことですが、定年退職の前後や子供の自立など大きな生活の変化の時期にはさまざまなことを整理する方が多いです。

ぜひそのタイミングで終活についても知っておくことをおすすめします。

では、具体的にどんなことを準備したらいいのでしょうか。

今までの私について

自分史や財産の記録についてまとめてみましょう

自分史

・自分の人とのつながりについて(家族構成、経歴、交友関係)
・好きなものやこと(趣味、好きな場所、好きな食べ物など)
・ご夫婦、家族との思い出
家系図

財産記録

・預貯金(金融機関、口座名義)
・土地・建物の所在(所在地、名義人、使用状況)
・保険(生命保険、個人年金)
・保証人の有無(名前、連絡先)

これからの私について

これからやりたいことや、介護・医療の希望についてまとめてみましょう

これからやり遂げたいこと

◯◯に行きたい、◯◯を食べたい、◯◯に挑戦したい、など

介護・医療の希望

・介護の希望(誰に介護をして欲しいか、どこで介護をして欲しいか)
・医療の希望(病名告知、余命告知、延命治療、臓器提供、献体希望)

葬儀についての希望

生前予約生前契約の有無
・葬儀形式の希望(呼びたい人、宗旨、飾ってほしいお花、に入れてほしい思い出の品)
・お墓について

ご自身、お身内のことを心配される方へ

エンパークでは、編集部が面談した上で信頼のおける専門家さんをご紹介しています。

葬儀に関して不安のある方→葬儀社の専門家一覧
相続に関して不安のある方→相続の専門家一覧

大切な人への想い

配偶者、子ども、お孫さん、ご友人、お世話になった方々への感謝の気持ち、伝えたいことを残しておきましょう。受け取った方にとって励みとなることでしょう。

終活を通して「老い」や「最期のとき」について向かい合うことになりますが、ご自分のペースで考えたいこと、考えられそうなことからはじめてみましょう。

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